雪の花ーともに在りてー2025/02/03



「雪の花ーともに在りてー」 新宿ピカデリー
江戸時代末期、天然痘が猛威を振るい、多くの人の命を奪っていた。福井藩の町医者・笠原良策(松坂桃李)は、種痘(予防接種)という予防法が異国から伝わったと知り京都の蘭方医に教えを請い、私財を投げ打って種痘の苗を福井に持ち込んだ。しかし、天然痘の膿を体内に植え込むと言う種痘の普及には、さまざまな困難が立ちはだかる。それでも良策は妻の千穂(芳根京子)に支えられながら疫病と闘い続ける。
実在の人物を描いています。高尚な精神で、人々を助けようとした医者がいたという事で、良い話でした。しかし、エンタメ性は少なく、見せ場はあるものの、真面目な映画と言う印象です。少し寝てしまいました。主人公は素敵な夫婦でした。ワクチンを入れて、免疫をつける、この時代では、まだ信じられないでしょうし、怖い事だったと思います。予防接種の始まりを知る映画でした。

★★★☆☆ 3+