こんにちは、母さん2023/09/03



「こんにちは、母さん」 TOHOシネマズ日本橋
大会社の人事部長として、神経をすり減らす昭夫(大泉洋)、妻子との関係にも問題が生じていた。久しぶりに訪ねた東京下町に暮らす母(吉永小百合)は息子を心配しながらも、生き生きとして、ボランティア活動などをしている。昭夫の娘(永野芽郁)も、身を寄せていたり、お節介な下町の住人たちとも交流する。次第に見失っていた事に気がついていく。
現代物だけど、昭和感満載で、時に言い回しが古くさい気もしたし、ツッコミたくなる事もありましたけど、向島あたりの雰囲気が良かったです。母が暮らす日本家屋が中心でした。2階があって、小さいながら庭もあります。人が気楽に集まって、助け合っていました。大事件は起きないけど、悩んだり、ときめいたり、憂さ晴らしにお酒を飲んだり、何が正解かはわからないけど、日々の営みが続いていきます。ほっこりします。

★★★☆☆ 3+