わたしの叔父さん2021/02/04


わたしの叔父さん

「わたしの叔父さん」 YEBISU GARDEN CINEMA
デンマーク・ユトランド半島の農場。幼い頃に両親を亡くし、体の不自由な叔父と2人で暮らす27歳の女性クリス(イェデ・スナゴー)は、家業である酪農の仕事を手伝いながら日々を穏やかに淡々と過ごしている。そんな彼女には、獣医になるという夢があった。ある時、教会で出会った青年マイクからデートに誘われたクリス。将来の夢、恋、叔父の身体の心配などに悩む。叔父は、姪の幸せを静かに後押しするが……。
2019年・第32回東京国際映画祭コンペティション部門で東京グランプリを受賞。
新鋭監督・フラレ・ピーダセンは、小津安二郎監督を師と仰いでいるそうです。実際に叔父と姪である2人が演じていて、叔父の農場で撮影しているそうです。だから、叔父さんは俳優さんではないのかもしれないけど、良い感じです。実際の役者から、脚本が考えているのだと思います。朝起きて、叔父の世話をしながら、朝食、農場の作業をして、夜はゲームをしたり、週に1回はスーパーへ買い出し、同じことが繰り返されているのだけど、なんだか、とても愛おしい気がします。繰り返しの中でも、変化があるし、常に2人で、生活しています。食事のシーンが多いのも楽しいです。つつましいながら、真面目に生活しています。ユーモアも散りばめられていて、叔父さんは甘いものが好きなのか、パンにつけるチョコレート風味のスプレッド、ヌテラが大好きです。クリスはとても働き者で、もくもくと作業しています。自然の美しさも、見どころです。

★★★★☆ 4