Spice -映画・本・美術の日記-

「人生はマラソンだ！」　シネスイッチ銀座
オランダ・ロッテルダムで、自動車修理工場を営むギーア。従業員はニコ、レオ、キースの中年3人組と、移民の若者ユースを雇っていたが、ユース以外は昼から酒を飲んでカードに興じていた。ある日、経営不振のための多額の税金滞納が発覚。ギーアたちは「全員完走できたら借金を肩代わり。できなければ工場を譲る」とスポンサーを口説き落とし、ロッテルダムマラソン出場を決意する。しかし、自堕落でメタボな彼らは、少し走っただけで、ヘバってしまう。足をケガする前はマラソンをやっていたユースにコーチを頼み、4人はゴールを目指す…。
なかなかみんなやる気を起こさないので、大丈夫かと思いましたが、なんとか努力してくれました。オランダが舞台の映画って、珍しいし、町の様子がわかって興味深かったです。ちょこちょこと食べ物やお菓子が出てきておいしそうでした。マラソンにハマっていくことで、少しづつ皆の生活が変わっていきます。笑いつつ泣けてしまうような話でした。私は好きです。

★★★★☆　4