リリアン ― 2012/02/09
「リリアン」 エイミー・ブルーム・著 新潮クレスト・ブックス
ロシアでポグロム(ユダヤ人迫害)に遭い、家族を失ったリリアンは、単身ニューヨークへやってきた。英語もまだろくに話せないが、なんとか劇場のお針子の仕事に就く。その後、劇場主と、その息子の両方の愛人となる。生活は安定するのだが、目の前で起きたポグロムの記憶が、リリアンを苦しめ悪夢にうなされる。そんな折り、ロシアからやってきた従妹が、リリアンの幼い娘ソフィーが生きていて、近所に住んでいた夫妻がシベリアへ連れていったという情報がもたらされる。リリアンは今の生活を捨て、お金を工面し、本当にソフィーが生きていて、会うことができるのかもわからないまま、シベリアへ向かって旅立つ。そこで出会う様々な人々の様々な人生、リリアンの数奇な半生が描かれる。
ロード・ムービーのようですが、情景の説明が少なくて、想像するのが難しかったです。感情表現が抑え目で、よく意味がわからなかったところもありました。
期待した結末とも違うし。途中個性的な人たちと出会い、その人のその後の人生までも語られていて、今まで読んだことないタイプの小説でした。わかったことは1920年代のお金もない長距離の旅は、想像を絶するほどの大変な旅だということ。途中で命を落としてもおかしくないほど過酷です。その中でも親切にしてくれる人もいるのですが、どれも一筋縄ではいかない人たちばかりでした。
ロシアでポグロム(ユダヤ人迫害)に遭い、家族を失ったリリアンは、単身ニューヨークへやってきた。英語もまだろくに話せないが、なんとか劇場のお針子の仕事に就く。その後、劇場主と、その息子の両方の愛人となる。生活は安定するのだが、目の前で起きたポグロムの記憶が、リリアンを苦しめ悪夢にうなされる。そんな折り、ロシアからやってきた従妹が、リリアンの幼い娘ソフィーが生きていて、近所に住んでいた夫妻がシベリアへ連れていったという情報がもたらされる。リリアンは今の生活を捨て、お金を工面し、本当にソフィーが生きていて、会うことができるのかもわからないまま、シベリアへ向かって旅立つ。そこで出会う様々な人々の様々な人生、リリアンの数奇な半生が描かれる。
ロード・ムービーのようですが、情景の説明が少なくて、想像するのが難しかったです。感情表現が抑え目で、よく意味がわからなかったところもありました。
期待した結末とも違うし。途中個性的な人たちと出会い、その人のその後の人生までも語られていて、今まで読んだことないタイプの小説でした。わかったことは1920年代のお金もない長距離の旅は、想像を絶するほどの大変な旅だということ。途中で命を落としてもおかしくないほど過酷です。その中でも親切にしてくれる人もいるのですが、どれも一筋縄ではいかない人たちばかりでした。
ものすごくうるさくて、ありえないほど近い ― 2012/02/10
「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」の試写会へ行ってきました。
不思議なタイトルですが、原題の直訳のようです。
原題は“EXTREMELY LOUD & INCREDIBLY CLOSE”。
9.11のニューヨーク、ワールドトレードセンターの悲劇で最愛の父(トム・ハンクス)を失った少年オスカー(トーマス・ホーン)は、1年経っても立ち直れない。父の遺品の中から鍵をみつけ、その“鍵穴”を探す冒険が始まる。その鍵には父からの最後のメッセージが残されていると信じて。殻に閉じこもりがちのオスカーは母(サンドラ・ブロック)とも、うまく接することができない。母も夫を亡くした悲しみから立ち直れないが、オスカーのことをとても心配している。鍵の入っていた袋には“Black”の文字が書かれていて、ニューヨーク中に住むブラック氏を訪ね歩く。途中謎の老人(マックス・フォン・シドー)が同行者となるが、精神的に不安定なオスカーは最大の理解者だった父がいないことで、追い詰められたりする。出会う人々は、相手にしてくれない人もいるし、オスカーに同情する親切な人もいっぱいいる。
オスカーを演じるトーマス・ホーンは、顔立ちが女の子のようにきれいで整っていて、手足がとても細いです。難しい役を、メチャクチャうまく演じています。オスカーの苦しみが伝わってきます。物語は予想したものと違った結末へ辿りつくのだが、そこに至る出会いで、問題を克服することもあり、成長していく様子が描かれます。もちろん最愛の父を失った傷は癒されることはないのだけど、前に進む勇気を得ることができます。じいさんフェチの私は、マックス・フォン・シドーがツボです。セリフがないのに、この存在感。
スティーブン・ダルドリー監督作品で少年と言ったら大好きな映画「リトル・ダンサー」を期待するけど、ちょっと違うタイプの映画でした。
★★★★☆
不思議なタイトルですが、原題の直訳のようです。
原題は“EXTREMELY LOUD & INCREDIBLY CLOSE”。
9.11のニューヨーク、ワールドトレードセンターの悲劇で最愛の父(トム・ハンクス)を失った少年オスカー(トーマス・ホーン)は、1年経っても立ち直れない。父の遺品の中から鍵をみつけ、その“鍵穴”を探す冒険が始まる。その鍵には父からの最後のメッセージが残されていると信じて。殻に閉じこもりがちのオスカーは母(サンドラ・ブロック)とも、うまく接することができない。母も夫を亡くした悲しみから立ち直れないが、オスカーのことをとても心配している。鍵の入っていた袋には“Black”の文字が書かれていて、ニューヨーク中に住むブラック氏を訪ね歩く。途中謎の老人(マックス・フォン・シドー)が同行者となるが、精神的に不安定なオスカーは最大の理解者だった父がいないことで、追い詰められたりする。出会う人々は、相手にしてくれない人もいるし、オスカーに同情する親切な人もいっぱいいる。
オスカーを演じるトーマス・ホーンは、顔立ちが女の子のようにきれいで整っていて、手足がとても細いです。難しい役を、メチャクチャうまく演じています。オスカーの苦しみが伝わってきます。物語は予想したものと違った結末へ辿りつくのだが、そこに至る出会いで、問題を克服することもあり、成長していく様子が描かれます。もちろん最愛の父を失った傷は癒されることはないのだけど、前に進む勇気を得ることができます。じいさんフェチの私は、マックス・フォン・シドーがツボです。セリフがないのに、この存在感。
スティーブン・ダルドリー監督作品で少年と言ったら大好きな映画「リトル・ダンサー」を期待するけど、ちょっと違うタイプの映画でした。
★★★★☆
しいたけの肉詰め弁当 ― 2012/02/11
今日のお弁当。
鶏のひき肉でしいいたけの肉詰め、卵焼き、コールスローサラダ。
隣りの席には、しいたけが嫌いという同僚がお弁当を食べているので、
こっそり食べます。
ゆず塩をかけようかと思って持って行ったけど、結局使わず。
鶏のひき肉でしいいたけの肉詰め、卵焼き、コールスローサラダ。
隣りの席には、しいたけが嫌いという同僚がお弁当を食べているので、
こっそり食べます。
ゆず塩をかけようかと思って持って行ったけど、結局使わず。
たち吉オリジナルレンジスチーマー ― 2012/02/12
東海漬物で“たち吉オリジナルレンジスチーマー”が当たりました。
レンジに入れて、蒸したりできる陶器の鍋かな。
赤いフタがかわいいです。
レンジに入れて、蒸したりできる陶器の鍋かな。
赤いフタがかわいいです。
柴又帝釈天 ― 2012/02/12
母が急に「柴又帝釈天に行かない?」とメールしてきたので、土曜日に2人で行ってきました。良いお天気でした。ご存知のように「男はつらいよ」の舞台です。
おみくじをひいたら“凶”でした・・・。
佃煮屋さんを見たり。
「髙木屋老舗」も「男はつらいよ」のゆかりの場所です。
名物の草だんご。お土産で買って帰ったけど、お店の中でも食べました。
新大久保 ― 2012/02/13
東京のコリアンタウン・新大久保へ行ってきました。
年末に1回行って、楽しかったです。今度は同じ会社の千葉工場の人が東京に遊びに来て、連れて行ってほしいというので、2人でブラブラとショッピング。
“コーヒープリンス”も入ってみました。写真ないですけど、確かにイケメンの店員さんがいっぱいいます。雰囲気が似ている人も多くて、区別がつかない私でした。意外なのはこのお店はセルフサービスなんです。レジで注文してお金を払い、レシートに書いてある番号を呼ばれたら、自分で取りにいきます。
年末に1回行って、楽しかったです。今度は同じ会社の千葉工場の人が東京に遊びに来て、連れて行ってほしいというので、2人でブラブラとショッピング。
“コーヒープリンス”も入ってみました。写真ないですけど、確かにイケメンの店員さんがいっぱいいます。雰囲気が似ている人も多くて、区別がつかない私でした。意外なのはこのお店はセルフサービスなんです。レジで注文してお金を払い、レシートに書いてある番号を呼ばれたら、自分で取りにいきます。
抹茶キャラメルラテというのを頼みました。猫の絵?
ワッフルなど、甘いものメニューが充実です。
新大久保で買ってきたものの一部、スティックコーヒー(キム・テヒの写真付きパッケージ)、なつめ茶、BBクリーム、ローションマスクなど。
新幹線めし ― 2012/02/14
2ヶ月ぶりの大阪出張。
朝ごはん。清里高原かつサンド。ミルフィーユかつです。
その後、コーヒーを買ったら、バレンタインデーだから、ミニチョコが付いていました。
帰りの新幹線、おつまみ弁当。ご飯もちょっとだけ入っています。
生チョコ アールグレイ ― 2012/02/15
私もチョコをもらっちゃいました。
友人おすすめの生チョコレートだって。
柔らかくて、おいしー♪紅茶の香りが良い感じ。
どうもありがとう。
友人おすすめの生チョコレートだって。
柔らかくて、おいしー♪紅茶の香りが良い感じ。
どうもありがとう。
チョコもうひとつもらいました ― 2012/02/15
家に帰ったら、またチョコが届いていました。ワーイ \(^o^)/
中はこんな感じです。後でゆっくりいただきます。どうもありがとう。
わが母の記 ― 2012/02/17
「わが母の記」の試写会へ行ってきました。
小説家の伊上洪作(役所広司)は、子どもの頃、家族と離れて育てられたことから、母(樹木希林)に捨てられたという想いを抱きながら生きてきた。父が亡くなり、少しボケはじめた母の世話を郷里である伊豆の湯ヶ島と、伊上の住んでいる世田谷の自宅へ連れてきたりして、面倒をみている。母は老いて記憶が薄れていったり、徘徊したりするのだが、昔のことを話したりすることで、捨てられたと思っていた伊上は、実は強い母の愛を知ることになる。
小説家井上靖の自伝的小説を基にしています。すでに売れっ子作家である主人公は忙しく、妻や3人の娘たちが協力します。実際の井上靖の自宅で撮影しているそうです。昭和の家の雰囲気や当時の親子関係を見ることができます。現在なら老人施設に入るところでしょうが、家族で面倒をみていくというのも昔はそうでしたね。お金持ちの家ではあるけど、家長である父親を中心に従順な妻と娘たち。子どもたちを心配している父だけど、反発されたりもします。樹木希林のボケぶりがリアルです。実際に面倒をみるのは大変でしょうが、笑いもあるし楽しい感じでした。前半はまどろっこしい気もしたのですが、後半はかなり泣けてしまいました。
最近は親子の物語が多いですね。3作続けて親子に涙しています。
★★★★☆
小説家の伊上洪作(役所広司)は、子どもの頃、家族と離れて育てられたことから、母(樹木希林)に捨てられたという想いを抱きながら生きてきた。父が亡くなり、少しボケはじめた母の世話を郷里である伊豆の湯ヶ島と、伊上の住んでいる世田谷の自宅へ連れてきたりして、面倒をみている。母は老いて記憶が薄れていったり、徘徊したりするのだが、昔のことを話したりすることで、捨てられたと思っていた伊上は、実は強い母の愛を知ることになる。
小説家井上靖の自伝的小説を基にしています。すでに売れっ子作家である主人公は忙しく、妻や3人の娘たちが協力します。実際の井上靖の自宅で撮影しているそうです。昭和の家の雰囲気や当時の親子関係を見ることができます。現在なら老人施設に入るところでしょうが、家族で面倒をみていくというのも昔はそうでしたね。お金持ちの家ではあるけど、家長である父親を中心に従順な妻と娘たち。子どもたちを心配している父だけど、反発されたりもします。樹木希林のボケぶりがリアルです。実際に面倒をみるのは大変でしょうが、笑いもあるし楽しい感じでした。前半はまどろっこしい気もしたのですが、後半はかなり泣けてしまいました。
最近は親子の物語が多いですね。3作続けて親子に涙しています。
★★★★☆
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