東京スカイツリー2010/04/11

東京スカイツリー
天気の良い週末でした。
亀戸天神へ行ってきました。
亀戸天神のたいこ橋から見た建設中の
東京スカイツリーです。

くず餅2010/04/12

くず餅
亀戸天神へ行った後に船橋屋本店で、
くず餅を食べました。
久しぶりに食べて、おいしかったです。
歴史を感じる店構えで、良い雰囲気です。

フィッシュストーリー2010/04/12

フィッシュストーリー
「フィッシュストーリー」(伊坂幸太郎・著)を読みました。
これまた映画化している作品です。
売れないロックバンドが最後に残した曲“フィッシュストーリー”。
誰かに届いてほしいと願いをこめた曲が、時代を超えて後の世界を
変えるというような話なんだけど、これがささいなことそうに見えて、
世界を救うような結果になるという、ちょっと変わった小説で、楽し
めました。
この本は短編集で、他の話も入っているのですが「ラッシュライフ」
に登場したプロフェッショナルな泥棒の黒澤が出る話が2つあって、
面白かったです。
「ポテチ」という話では、黒澤の知り合いの今村のキャラクターが、
どこかのんびりとしていて泥棒らしくない。
泥棒している最中に、かかってきた留守番電話を聞いて、対処しに
行ってしまうところがおかしい。

噂のモーガン夫妻2010/04/13

噂のモーガン夫妻
「噂のモーガン夫妻」を見ました。
夫の浮気が原因で別居中のセレブ夫婦(ヒュー・グラントとサラ・ジェシカ・
パーカー)が、殺人現場を目撃してしまった事で、田舎町にかくまわれる話
です。
浮気をしたくせに妻が好きな夫は、夫婦の関係を改善しようと努力します。
2人とも都会でしか生活したことがなく、カルチャーギャップがあって、
苦労しますが、慣れていくに従って、2人の関係も良くなってきます。

2人とも都会ではバリバリと働く有能な人なんですが、結構へたれキャラで、
言い合いばかりしていて騒がしくて、魅力を感じません。
ドタバタで話は楽しいけど、もっと逞しく変身したりする方が面白かったと
思います。ちょっと情けない感じのままでしたね。

★★★☆☆

ホテル・クロニクルズ2010/04/14

ホテル・クロニクルズ
「ホテル・クロニクルズ」(青山真治・著)を読みました。
那覇、ワイキキ、金沢、ソウル等のホテルが出てくる短編集なんだけど、
小説なのか、実話なのかがわかりにくい、いやむしろ妄想なのかなぁ。
著者は映画監督であるせいか、ゴダールみたいな観念的な映画を見てい
るような気がしてくる。
主体が唐突に変わってしまうことが多く、受け入れられる人と受け入れ
難い人がいると思う。
普通の小説と比べると読みづらいが、決してつまらないわけでもなく、
先が読めないのでドキドキする。官能的な部分も多いけど(かなりエロ
いです)、常に“死”が近くにあることを思わせる。

印象的だったのは「白猫」という話。好きでもないはずの取引先の相手と
横浜グランドインターコンチネンタルホテルで関係を持ってしまったこと
で、忘れられない存在になるという話なんだけど、男が出ていった後の
「いままで生きてきて、最も淋しい三分間」について語られる。
なんか先日見た映画「ニューヨーク、アイラブユー」の中の話を思い出し
てしまった。映画ではお互いタイプじゃないと思っている男女が寝たこと
で、相手のことが頭から離れなくなってしまう話。でもこの本では、映画
とは全く違う展開が待っている。だいたいなんで、タイトルが白猫なんだ
ろうと思って読んでいると、だんだん納得させられてしまう。

焼きカレー2010/04/16

残ったカレーを火にかけて、ライスを混ぜて、
お皿に盛り、温泉卵とピザ用チーズをのせて、
トースターで焼きました。
いつもはゆで卵をスライスしてのせるんだけど、
今日は温泉卵にしてみました。

麻婆茄子2010/04/18

ゆうべは麻婆茄子を作りました。
最近、出かけてないので、ご飯の写真です。

近所でランチ2010/04/19

母と近所のお店でランチを食べました。
真鯛のソテーです。
写ってないけど、アンチョビとキャベツのスパゲティも
注文しました。
カップに入っているのはパプリカのスープです。
パンは席まで数種類を持ってきてくれて、好きなのを
選べます。

僕僕先生2010/04/20

僕僕先生
「僕僕先生」(仁木英之・著)を読みました。
舞台は中国、唐の時代。
家が金持ちで働く気も、勉強する気もない青年王弁(おうべん)は父親から
いつも説教されているが、どこ吹く風。
近くの山に仙人が住み着いたと噂を聞いた父親が、届け物をするために、
息子を使いやることにした。
山を登っていくと、そこには姓は僕、名も僕という美少女がいた。
幼い姿とは裏腹に、何年も生きているという仙人はその少女のことだった。

またまた、楽しい本に出会いました。
難しい言い回しを使っているわりに、なんともわかりやすい本で、漫画を
読んでいるみたいに、するすると読めます。
表紙と挿絵が(中にちょっとだけあります)が、愛らしいのです。
なんでもお見通しの仙人なので、王弁の考えていることまで、見透かされ
てしまいます。いやらしいことを考えてもわかっちゃいます(笑)。
ぐうたらだけど、純真なところもある王弁は僕僕の弟子になるのです。
僕僕のつかみどころのないところと、振り回される王弁の会話も楽しいし、
登場人物も漫画のように思い浮かんで、王弁が出会う不思議なことを一緒に
体験しているようです。ラストも良かったーと思うような終わり方です。
全体に流れるほんわかした感じがやみつきになります。
続きの話も出版されているみたいなので、読むのが楽しみです。

ダレン・シャン2010/04/21

ダレン・シャン
「ダレン・シャン」を見てきました。
もう公開も縮小しつつありますが、どうしても見たいと思ったのは、
原作を読んだからです。原作で想像していた世界がどんな風に映像化
しているのか、見てみたかったのです。

高校生のダレン・シャンは、深夜にこっそり出かけた奇妙なサーカス
(シルク・ド・フリーク)で見た毒グモに魅せられて、楽屋から盗み
出してしまう。
その毒グモに噛まれた親友を救うために、クモの持ち主でバンパイア
であるクレプスリーと交渉し、自らがハーフバンパイアとなって、助手を
するということで、解毒剤を得る。家を出たダレンはサーカス団に身を
寄せるが、バンパイアと敵対するバンパニーズとの抗争に巻き込まれ
ていく。

原作からすると、まだ本の始めの部分でした。どちらかというと子ど
も向けな感じがしました。でも、あまり小さい子どもには気持ち悪い
でしょう。
夜の回しかやってないのに、日本語吹替版でした。
主人公の吹替えの山本裕典クンは良いんですが、ヒゲを自在に伸ばす
女性(サルマ・ハエック)の声がLⅰLⅰCoさんで、ちょっと頑張
りすぎていて、違和感がありました。
やっぱり原作の方が面白いんです。
本ではダレンは、もっと子どもでした。
今回はダレンがハーフ・バンパイアになったいきさつが中心でしたが、
続けて映画を作っていくのなら、もっと怖いダーク・ファンタジーに
する方が、良いかもしれませんね。
楽しく作るのか、怖く作るのか、半端な感じがしてしまいました。

★★★☆☆