ダレン・シャン2010/04/21

ダレン・シャン
「ダレン・シャン」を見てきました。
もう公開も縮小しつつありますが、どうしても見たいと思ったのは、
原作を読んだからです。原作で想像していた世界がどんな風に映像化
しているのか、見てみたかったのです。

高校生のダレン・シャンは、深夜にこっそり出かけた奇妙なサーカス
(シルク・ド・フリーク)で見た毒グモに魅せられて、楽屋から盗み
出してしまう。
その毒グモに噛まれた親友を救うために、クモの持ち主でバンパイア
であるクレプスリーと交渉し、自らがハーフバンパイアとなって、助手を
するということで、解毒剤を得る。家を出たダレンはサーカス団に身を
寄せるが、バンパイアと敵対するバンパニーズとの抗争に巻き込まれ
ていく。

原作からすると、まだ本の始めの部分でした。どちらかというと子ど
も向けな感じがしました。でも、あまり小さい子どもには気持ち悪い
でしょう。
夜の回しかやってないのに、日本語吹替版でした。
主人公の吹替えの山本裕典クンは良いんですが、ヒゲを自在に伸ばす
女性(サルマ・ハエック)の声がLⅰLⅰCoさんで、ちょっと頑張
りすぎていて、違和感がありました。
やっぱり原作の方が面白いんです。
本ではダレンは、もっと子どもでした。
今回はダレンがハーフ・バンパイアになったいきさつが中心でしたが、
続けて映画を作っていくのなら、もっと怖いダーク・ファンタジーに
する方が、良いかもしれませんね。
楽しく作るのか、怖く作るのか、半端な感じがしてしまいました。

★★★☆☆