青春18×2 君へと続く道 ― 2024/05/11

「青春18×2 君へと続く道」 TOHOシネマズ日本橋
始まりは18年前、カラオケ店のバイトするジミー(シュー・グァンハン)は、日本から来たバックパッカーのアミ(清原果耶)と出会う。一緒に働く事になった2人。アミに恋心を抱くジミー。2人乗りバイクで出かけたり、映画を観たり距離が縮まったように思えたが、アミは突然、帰国することに。意気消沈するジミーに対し、アミはある約束を提案する。
時は流れ36歳になったジミーは、人生に悩んでいた。初恋の記憶がよみがえり、日本へひとり旅に出る。
予告を観た段階で、想像つく内容だけど、それでも面白かったです。やっぱり高校生のジミーと落ち着いた大人になったジミーの演じ分けがすごいのです。シュー・グァンハンが良かったです。台湾のスター俳優らしいですが、18歳のシーンでは高校生にしか見えないです。淡い恋心を募らせていく様子が秀逸です。映画の宣伝で、来日したりインタビューを受けていたりしたけど、スーツ姿だと、また違って見えました。
旅とは何か、アミの旅と、ジミーが日本をめぐる旅と対比になっています。東京、鎌倉、長野、新潟、福島が出てきました。台湾での様子も、見どころが多いです。アミはイラストを描きながら旅をしているけど、絵も素敵。台湾でも人気のミスチルの音楽。昔、アジアでもヒットした岩井俊二監督の「ラブレター」。過去と現在が交錯する切ないラブストーリーでした。
★★★★☆ 4+
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