サン・セバスチャンへ、ようこそ2024/01/20



「サン・セバスチャンへ、ようこそ」 TOHOシネマズ日比谷
ニューヨークで映画学を教えていて、売れない作家のモート(ウォーレス・リフキン)は、有名なフランス人映画監督フィリップ(ルイ・ガレル)の広報を担当している妻のスー(ジーナ・ガーション)に同行して、スペインのサン・セバスチャン映画祭にやってくる。モートは妻と監督との浮気を疑っている。体調に不安があって現地のクリニックを受診すると、美しい女医さん(エレナ・アヤナ)に夢中になってしまう。健康に問題なくても、なんとかまた診察してもらおうと頼み込む……。
サン・セバスチャンは太陽が輝き、海辺の近くで、素敵な所のようです。軽快な音楽で、不倫や夫婦のすれ違いなどあるけど、全然暗くなりません。妻の浮気を心配していたのに、自分も他の女性にときめいています。相手にされていないと思っていたら、親しげ日本出かけたりします。
ヨーロッパの昔の映画の事がたくさん出てきました。特に夢の中ではヌーベルヴァーグ作品を真似ています。映画祭のこともよく知っている監督ならではの作品でした。

★★★★☆ 4