さらさらと永久(とわ)2023/11/22



「さらさらと永久(とわ)」山科 真白・著 短歌研究社
短歌集です。短歌は詳しくないですが、とても美しい日本語が、読んでいて心地良いです。知性的で、わからない事もありますが、歌の意味を想像しながら、少しずつ読み進めました。印象的なのは1首目。
「生きてゐるただそれだけの花束を抱く日のあり 続、物語」
音感が良いです。コロナ禍後に、日常が戻りつつある今を感じます。生きているだけで素晴らしい事で、これから新しい物語が始まると思わせる歌ではないでしょうか。

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