江戸うまいもの歳時記2023/11/09



「江戸うまいもの歳時記」 青木 直己・著 文春文庫
春は潮干狩り、つくし摘み、夏は素麺、秋は焼き芋、冬は葱鮪鍋など、巨大都市・江戸の豊富な食材と驚きの食文化を紹介しています。いつ頃から食べられていたのか、どんな食べ方をしていたのか、勉強になる本でした。
昔の絵に描かれた食べ物も紹介されているので、この当時にはあったのかと、わかります。季節ごとに食材別に説明があります。1つの項目に対して3ページになっています。魚や果物、いろいろあります。昔の俳句に出てくるのも多いです。へーと思うけど、少し経つと忘れてしまいそうです。ストーリーはないから、引き込まれなかったですけど。著者はドラマの時代考証もしているので、この時代ではどうだったか、どうゆう食べ方をしていたか、リアルにしてくれているのです。