羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ) ぼくが選ぶ未来 ― 2020/11/18
「羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ) ぼくが選ぶ未来」 TOHOシネマズ上野
この世には妖精が実在し、彼らの中には人間の格好をして社会に溶け込んでいるものもいれば、山の奥で隠れて暮らすものもいた。森で楽しい日々送っていた猫の妖精・シャオヘイ(声:花澤香菜)は、人間たちによって森が切り開かれてしまったことから、暮らす場所を探そうとする。その途中で妖精のフーシー(声:櫻井孝宏)に助けられ、仲間として受け入れてもらう。そこに人間でありながら最強の執行人ムゲン(声:宮野真守)が現れて、フーシーと対立していき、その戦闘にシャオヘイは巻き込まれる。フーシーとその仲間たちと離ればなれになったシャオヘイはムゲンに連れていかれることに……。
主人公シャオヘイがとてもかわいかったです。愛らしい黒猫、巨大な猫、人間の姿に変化します。ムゲンはそれほど表情が崩れることもなく、常に涼しい顔をして戦いますが、とてもかっこいいのです。
中国アニメのレベルが高いと思いました。絵もきれいだし、スピード感がすごくて、追いかけるのが大変でした。話も良かったし、とても気に入りました。
設定的には「X-MEN」や「ハリー・ポッター」を思い出します。人間と共存するかどうか。でもテーマは「ミッシングリンク」もそうだったのですが、“自分の居場所を探す旅”なのです。まだ幼いシャオヘイの成長の物語で、ロードムービーのようになっています。吹き替え版で観ましたが、芸能人が声優をして、番宣するのと違って、実力派声優さんが吹き替えてくれるので、声も良かったです。
★★★★☆ 4+
来場者特典で、ステッカーを貰いました。来場プレゼントが多いのでしょうか。「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の時も、小冊子をもらったなぁ。
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