罪の声 ― 2020/11/05
「罪の声」 TOHOシネマズ日比谷
平成が終わろうとしている頃、新聞記者の阿久津英士(小栗旬)は、昭和最大の未解決事件を追う特別企画班に選ばれ、30年以上前の事件の真相を求めて、残された証拠をもとに取材を重ねる日々を送っていた。その事件では犯行グループが脅迫テープに3人の子どもの声を使用しており、阿久津はそのことがどうしても気になっていた。一方、京都でテーラーを営む曽根俊也(星野源)は、父の遺品の中にカセットテープを見つける。テープを再生してみると、幼いころの自分の声が聞こえてくる。そしてその声は、30年以上前に複数の企業を脅迫して日本中を震撼させた、昭和最大の未解決人で犯行グループが使用した脅迫テープの声と同じものだった。
原作を読んでいたので、つい比較してしまうところもありますが、とてもよくできていて、面白かったです。時間の関係もあって、省略されていることもあるし、違うところもありました。でも、それほど不満もなかったです。役もみんな合っていたと思います。テーラーの様子や、イギリスの街並など、本で読むより、映像で見ることができて、良かったです。登場人物が多いですが、わかりやすくできていました。
★★★★☆ 4
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