オータム・ハーベストプレート2018/11/01



新宿ルミネの“ラ・プティ・メルスリー”の季節限定のプレートを食べました。
栗のチーズクリームリゾット、ローストビーフのパイ、かぼちゃとさつまいものミートグラタン、サラダです。秋の味覚でした。

世界で一番ゴッホを描いた男2018/11/02


世界で一番ゴッホを描いた男

「世界で一番ゴッホを描いた男」 シネマカリテ
中国・深セン市近郊にある「大芬(ダーフェン)油画村」。ここでは世界の有名画家の複製画制作が産業として根付いており、世界市場の6割ものレプリカがこの地で制作されていると言われている。出稼ぎでこの町に来たチャオ・シャオヨンは独学で油絵を学び、ゴッホの複製画を20年間も描き続けている。そんなシャオヨンは、いつからか本物のゴッホの絵画を見たいという夢を抱いていた。
複製画を描く職人で、写真やパソコン画像でしかゴッホの絵を見たことがないシャオヨンを中心にしたドキュメンタリー。

内容についてネタバレあります。
中国の生活が細かく描かれていて、願いが叶ってアムステルダムのゴッホ美術館へ行きます。そして、知ったいろいろなこと、ゴッホの本物の絵だけではなく、自分が描いていた絵の扱いなどを知ります。
シャオヨンが暮らすのは、高層ビルが建ち並ぶ都会的な町でした。家族ぐるみで何枚も複製画を描いています。アムステルダムから発注を受けています。それほど広くない工房で家族がくつろいだり、子育てしてご飯を食べて、寝たりもするようです。アムステルダムへ行く費用は高額なので、そうそう行けません。しかし、今後のためにも行きたいと願うのです。
油彩の高い技術を持ちながらも、複製画しか描いたことがなかったシャオヨンですが、オランダへ行ったことによって、考え方が変わります。
中国のシーンは食べ物がいっぱい出てきて、おいしそうでした。故郷へ行ったり、中国独特の風習が面白かったです。
オランダや、ゴッホの眠るフランスのオーヴェルなども訪ねます。
ゴッホの絵「夜のカフェテラス」を描いたフランスのアルルは、カフェテラスは今でも絵と同じような風景でした。中国の風景とはまた違って、ヨーロッパの旅の様子も良かったです。

★★★★☆ 4

迎え猫 古道具屋 皆塵堂2018/11/03


迎え猫

「迎え猫 古道具屋 皆塵堂」 輪渡 颯介・著 講談社文庫
幽霊が見えるが猫が苦手の太一郎と、猫好きだが長屋では飼えない巳之助。巳之助の知り合い、幸七の仲間がなぜか次々と首を括った。祟りに怯える幸七に、太一郎が手を貸していく。 騒動のたびに皆塵堂の猫が増えていく。猫に囲まれて暮らしたい巳之助は、その野望を実現しようとしているが……。
シリーズ第4弾。1作目から猫は出ていたけど、この本では行き場のない子猫を次々と皆塵堂で引き取っています。猫のことがいっぱい書いてある巻でした。
幽霊が出てくる騒動がいつもあって、その原因をつきとめて行くと、幽霊だけじゃなく、関わる人たちの問題を解決していきます。この巻は猫が大好きな巳之助が中心となっている話が多かったです。太一郎がいずれ苦手な猫を克服する日がくるのかと気になります。

銀座ウエストのサンドイッチ2018/11/04





“銀座ウエスト”本店へ。久しぶりに行ったけど、クラシックな雰囲気で、とっても良いです。タマゴとヤサイのサンドイッチです。シュークリームも食べたかったけど、時間の関係でやめておきました。また行きたいです。

ビブリア古書堂の事件手帖2018/11/04


ビブリア古書堂の事件手帖

「ビブリア古書堂の事件手帖」 TOHOシネマズ日比谷
五浦大輔(野村周平)は祖母の遺品から夏目漱石の直筆と思われる署名が入った「それから」を見つけ、鑑定してもらうため北鎌倉の古書店「ビブリア古書堂」を訪れる。店主である若い女性・篠川栞子(黒木華)は極度の人見知りでありながら本に対して並外れた情熱と知識を持っており、大輔が持ち込んだ本を手に取って見ただけで、大輔の祖母が死ぬまで隠し通してきた秘密を解き明かしてしまう。
そんな栞子の推理力に圧倒された大輔は、足を怪我した彼女のために店を手伝うことに。やがて大輔は、栞子が所有する太宰治「晩年」の希少本をめぐり、大庭葉蔵と名乗る謎の人物が彼女を付け狙っていることを知る。
祖母の若い頃のロマンスが結構クローズアップされていました。原作ではビブリア古書堂に持ち込まれる問題を、古書から栞子さんが解き明かしていくという推理がメインに感じたけど、映画では推理っぽいのは少なかったのが残念です。
稀覯本「晩年」を狙うストーカーのような執着のはげしい人に、つけ狙われるというのも原作にはあったけど、そこが中心になっていました。
出演者は悪くないとは思うのですが、私が勝手に期待していた内容とはちょっと違っていました。

★★★☆☆ 3-

京御膳2018/11/05

誕生日のお祝いに友達が日本料理屋さんで、ごちそうしてくれました。
ザ・プリンスパークタワー東京の“芝桜”で、遅めのランチです。


一の膳 鯛の薄造り、サラダ、湯葉など。


二の膳 鰆西京焼き、天ぷら、煮物。


ゆかり御飯、味噌汁、香の物。


フルーツ、甘味。
ひとつひとつおいしかったし、いろいろ食べられて満足。美味しかったです。

その後、浜松町にある世界貿易センタービル40Fの展望台へ。


実家ごはん・さんま2018/11/06



実家でごはん。焼きさんま、肉じゃが、サラダ、麦入りごはん、味噌汁(しめじ、油揚げ、ワカメ)。

祟り婿 古道具屋 皆塵堂2018/11/07



「祟り婿 古道具屋皆塵堂」 輪渡 颯介・著 講談社文庫
店主の伊平次が曰く品ばかり仕入れるため、古道具屋皆塵堂は怪異騒動が続き、評判になっていた。ところが幽霊や呪いの類をまったく信じないばかりか、幽霊が見える太一郎を敵視する男、連助が皆塵堂の奉公人に。連助はなぜそこまでかたくなに幽霊を拒むのか。理由があった。
連助というキャラクターは幽霊はいないと信じているから、幽霊が見えるという太一郎のことを、バカにしています。連助のために太一郎がしてくれていることに気がついていません。
猫の鮪助(しびすけ)の秘めたる力が、巻がすすむにつけ気になってきます。頭の良い猫というだけではないようです。次が楽しみです。
シリーズ第5弾。あと2冊で、終わってしまうと思うと、なごり惜しいです。