迎え猫 古道具屋 皆塵堂2018/11/03


迎え猫

「迎え猫 古道具屋 皆塵堂」 輪渡 颯介・著 講談社文庫
幽霊が見えるが猫が苦手の太一郎と、猫好きだが長屋では飼えない巳之助。巳之助の知り合い、幸七の仲間がなぜか次々と首を括った。祟りに怯える幸七に、太一郎が手を貸していく。 騒動のたびに皆塵堂の猫が増えていく。猫に囲まれて暮らしたい巳之助は、その野望を実現しようとしているが……。
シリーズ第4弾。1作目から猫は出ていたけど、この本では行き場のない子猫を次々と皆塵堂で引き取っています。猫のことがいっぱい書いてある巻でした。
幽霊が出てくる騒動がいつもあって、その原因をつきとめて行くと、幽霊だけじゃなく、関わる人たちの問題を解決していきます。この巻は猫が大好きな巳之助が中心となっている話が多かったです。太一郎がいずれ苦手な猫を克服する日がくるのかと気になります。

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