螢草 ― 2016/03/19
「螢草(ほたるぐさ)」 葉室 麟・著 双葉文庫
無念の死を遂げた父の仇を討ちたいと願いつつ、母の死後、武家の女中となった菜々。奉公先の風早家は温かい家庭で、特に奥方の佐知から、優しく教えを乞う日々。しかし、そんな風早家に危機が迫る。当主の市之進が嵌められて、無実の罪を着せられてしまう。それも、父の仇と同じ人物に。菜々はまだ幼い二人の子どもを守るため奮闘する…。
健気に仕える菜々に感動しました。非情な宿敵や意地悪な人も出てきますが、菜々を助けてくれる人もいっぱいいます。なぜか、菜々はそういう人たちの名前をちょっと間違って覚えてしまうのですが、そこがクスッと笑えるところでもあります。素直で欲もなく、尽くす主人公。その為に、命さえかけるのです。オススメです。
無念の死を遂げた父の仇を討ちたいと願いつつ、母の死後、武家の女中となった菜々。奉公先の風早家は温かい家庭で、特に奥方の佐知から、優しく教えを乞う日々。しかし、そんな風早家に危機が迫る。当主の市之進が嵌められて、無実の罪を着せられてしまう。それも、父の仇と同じ人物に。菜々はまだ幼い二人の子どもを守るため奮闘する…。
健気に仕える菜々に感動しました。非情な宿敵や意地悪な人も出てきますが、菜々を助けてくれる人もいっぱいいます。なぜか、菜々はそういう人たちの名前をちょっと間違って覚えてしまうのですが、そこがクスッと笑えるところでもあります。素直で欲もなく、尽くす主人公。その為に、命さえかけるのです。オススメです。
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