あまくない砂糖の話2016/03/02


あまくない砂糖の話

「あまくない砂糖の話」 アキバシアター(試写会)
人間は、1日に平均でスプーン40杯もの砂糖を摂取しているということを知った俳優デイモン・ガモーが、その現状に疑問を持ち、自らが被験者となった人体実験を開始するオーストラリアのドキュメンタリー。
砂糖を単純に取るのではなく、低脂肪ヨーグルト、穀物バー、フルーツジュースといった物にも砂糖を多く含んでいる。健康的と思われたそれらの食べ物を取り続けることで、どうなるのか。実験前とカロリーは一緒でも、食べ物の選び方で、結果は変わるのだ。心身に与える影響もある。
ドキュメンタリーとしては、オーストラリア映画史上№1の動員新記録を樹立したそうです。わかりやすいだけでなく、ポップでユーモアたっぷり、家族で楽しめる映画でした。多少眠くなったところもあるのだけど、インド映画みたいなダンスもあり、見せ方が、ユニークです。それでいて、知らなかったことを、教えてくれました。単純に同じカロリーでも、身体に与える影響は違うということ。いかに毎日の生活の中に、砂糖が入りこんでいるかを考えさせられます。甘い物好きな私なんか、一種の砂糖中毒なんじゃないかと思えてきました。野菜や果物、自然な物から栄養をとった方が良いし、加工食品の中には大量の砂糖を含んでいる物があるので、注意していかないと、いけませんね。
オーストラリアを代表する俳優さんも、カメオ出演していました。
出演していたのは ヒュー・ジャックマン
                                
★★★★☆ 4


監督、主演のデイモン・ガモー氏が来日。ティーチイン付きです。
かっこいい人でした。