アーロと少年2016/03/15

アーロと少年
「アーロと少年」 TOHOシネマズ錦糸町
弱虫な恐竜アーロが、川に落ちて家から遠く離れた見知らぬ土地に流されてしまう。ひとりぼっちで不安にさなまれるアーロ。同じく流されてきた少年スポットと出会い、いつしか絆が生まれ、アーロの故郷を一緒に目指す。
言葉が話せる恐竜のアーロに対し、少年は言葉を話さないですが、長い旅路を共にすることで、お互いが理解できるようになっていきます。弱虫な恐竜よりも小さな少年の方が勇敢で、野性的です。その影響を受けてか、アーロも成長していきます。
これが主人公が人間の弱虫な子どもで、出会うのが言葉が通じない犬だったら、やっぱり普通過ぎるのかも。少年スポットはかなり犬寄りな感じでした。でも、表情が精悍に見えたり、かわいく見えたりで魅力的でした。
もはや実写にしか見えない大自然の描写はすごいです。山や森はもちろん、水がアニメとは思えないできばえした。
ホタルや鳥たちが飛び立つシーンなど、予告で見て知っているので、ちょっと惜しいです。全く知らずに見たらもっと感動しそうです。大きいスクリーンで映える自然の描写が良かったです。
日本語吹替版ばかりなので、吹替で見ましたが、歌も日本の歌になっています。悪くないけど、もともとはどんなのだったのかと気になりました。最後はアーロのその後の様子もあったら良かったなぁ。

★★★★☆ 4