異端の奇才 ビアズリー展2025/02/18



「異端の奇才 ビアズリー展」 三菱一号館美術館
イギリスのブライトン出身オーブリー・ビアズリー(1872-1898)。精緻な線描で、洗練された白と黒の美しい絵画を描いたイラストレーター。代表作は「アーサー王の死」「サロメ」などの挿し絵。独特の世界観で、多くの人を魅了したが、病弱ゆえに25歳という若さで早逝しました。デザイン性の高い植物を描いたフレームのような絵も素晴らしいけど、影響を受けた画家や、交友のあった画家などの作品も展示してあり、ケイト・グリーナウェイ、エドワード・バーン=ジョーンズ、ウィリアム・モリスなど、納得の品揃えでした。作品の多くはロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館から来ています。一部の作品特に「サロメ」の絵は写真撮影可能でした。
本当に細い線で、細かく描きこまれていました。点描で描かれているものもあります。個性強めですが、それだけインパクトがあって、唯一無二の作品だと思いました。