モネ 睡蓮のとき2025/01/17



「モネ 睡蓮のとき」 国立西洋美術館
印象派を代表する画家クロード・モネ(1840-1926)は、一瞬の光をとらえる鋭敏な眼によって、自然のうつろいをその絵にとどめています。ジヴェルニーの自邸の庭に作られた睡蓮の池や、その周辺の風景をたくさん描いています。水面に映える自然や光、印象派の技法で独特の世界を表現しています。この展覧会は睡蓮を中心に、晩年の制作に焦点をあてています。睡蓮だけじゃなく、他の花や枝垂れ柳などもあります。全ての展示作品がクロード・モネでした。モネは最愛の家族(妻と息子)が亡くなってしまい、晩年は白内障を患っていました。第一次世界大戦など、困難が多かったのです。この時代は白内障は、今のような治療ができないので、視力が衰えて、思うように絵が描けなかった時もあったようです。繊細な光をたたえた絵が、荒々しいタッチで茶色っぽい絵になってきます。しかし、それもまた違った味わいがありました。西洋美術館所蔵のモネと、国内に所蔵されている絵、そして大部分は、マルモッタン・モネ美術館から来日していました。
金曜日と土曜日は夜も開催されているので、夜は少しはすいているかなと思ったけど、入場制限こそされていないが、なかなかの混雑でした。グッズ売場も行列していたので、見ないで帰りました。



写真撮影OKの絵もあります。

常設展もササッと見ました。
最近所蔵された「アントニエッタ・ゴンザレスの肖像」が見たいと思っていたので。他にもピカソなど、最近購入した絵画がいくつかあって楽しめました。


 《アントニエッタ・ゴンザレスの肖像》ラヴィニア・フォンターナ
ちょっと直に見たくなるでしょう?常設展で展示しています。

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