哀れなるものたち2024/02/05



「哀れなるものたち」 TOHOシネマズ六本木
天才外科医ゴッドウィン・バクスター(ウィレム・デフォー)によって、胎児の脳を移植された女性ベラ(エマ・ストーン)。体は大人でも赤ん坊の行動をする。それでも成長著しいベラは放蕩者のダンカン(マーク・ラファロ)に誘われて、駆け落ち同然で、旅に出る。
さすがはヨルゴス・ランティモス監督、ヘンテコこの上ない、不思議な世界でした。カラーとモノクロが自然に混ざり合っていて、幻想的な美しい映像でした。女性の生き方を問いかけます。解剖シーンなどがリアルで、苦手な人もいるかもしれません。R18+指定で、主役のエマ・ストーンは、惜しげもなく魅せてくれます。制作にも参加していてるそうです。
フランケンシュタインみたいなところもありました。「私が、生きる肌」と言う映画もちょっと思い出しました。いつもパフスリーブのファッションで、似合っていました。誰にとっても見た事がない世界です。テレビ放送はできないような内容なので、気になる人は見に行きましょう。

★★★★☆ 4+

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