ルイーサ2010/11/01

ルイーサ
「ルイーサ」を観てきました。アルゼンチンとスペインの合作です。
アルゼンチンのブエノスアイレスで猫のティノと暮らしている60歳の
ルイーサ(レオノール・マンソ)。
辛い過去を背負いながらも、真面目で規則正しい生活を送っていた。
最愛のティノが死に、悲しみに耐えながら辿り着いた職場で、30年間
勤めていた会社を解雇されてしまう。退職金ももらえず、手元に残っ
たお金は僅か。
ティノの埋葬費を稼ぐために、今まではバスばかりで、利用したこと
もなかった地下鉄で、行動を開始する。
このチラシの写真を見ても、映画を観に行きたいとは思わなかったの
ですが、内容を知ると、興味を持ちました。
チラシの写真はルイーサの変装した姿なんです。
音楽はサントラがほしいと思うほど、良かったです。
アルゼンチンらしい音楽にのって、ルイーサの行動を追っていくだけ
で、見ていて面白いのです。笑える話というのではないですが、今ま
で、やったこともないことに、悪戦苦闘しながらも、がんばるルイー
サは見る者に勇気を与えてくれるのです。

★★★★☆