森崎書店の日々2010/11/08

森崎書店の日々
「森崎書店の日々」を観てきました。
前から一度行ってみたいと思っていた神保町シアターで観ました。
そして神保町を描いた映画なんて、ちょうどピッタリです。

失恋して会社を辞めた貴子(菊池亜希子)は、叔父(内藤剛志)の経営する
神保町の古書店の上に住むことを勧められ、その町に住んで、古書店を手伝
うことになります。今まで文学にも興味がなかったのですが、本を読むように
なり、神保町での生活の中で、少しずつ元気を取り戻していくという物語。

この映画は神保町という町に捧げるオマージュのように感じます。
関東に住んでて、本が好きな人は神保町に行ったことがない人は少ないので
はないでしょうか。
私も神保町に何度足を運んだかは、数えることはできないほどです。
昔から、そして今でもたびたび行く町でもあります。
だからこの映画を観て、いろいろなことに共感してしまいます。
映画はちょっとたどたどしく、進み方が遅すぎるようにも思います。
スカッとするような映画でもありません。
でも、神保町の持つ空気感はみごとに伝えているなぁと思いました。

★★★☆☆