本所おけら長屋ニ ― 2026/04/06

「本所おけら長屋ニ」畠山 健二 PHP文芸文庫
お騒がせコンビ、万造と松吉に振り回される大家の徳兵衛。わけあり浪人、左官やおかみさん連中。貧乏長屋ながら、人情とお節介が炸裂する江戸っ子たち。今回の話は万造が連れてきた迷い子をめぐる話や、浪人の島田鉄斎が、辻斬りの犯人と疑われて捕まってしまい、鉄斎を信じる長屋の面々がそれぞれに、動いて無実の罪を晴そうとする。大きな家族のようにみんなで協力します。迷い子を連れて来ても、おかみさんたちがご飯や着替えなどを用意して、すぐに引き受けてくれるし、現代よりも親切だと思います。例えば捨て子があったら、捨てられた場所の人が育てる慣習があって、みんなで面倒をみるという時代だったそうです。今回は5、6歳の子どもの話だったけど、単なる迷子ではなく、わけありでした。
シリーズ2巻目となり、長屋の人々のキャラクターが1巻の時よりわかってきました。
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