秋霜2024/06/01



「秋霜」 葉室 麟 祥伝社文庫
一揆から三年、豊後羽根藩の欅屋敷で孤児を見守る女・楓の許に、謎の男・草薙小平太が訪れる。彼には楓の元夫で、大功を挙げた後、藩主の旧悪を難じ上意討ちに遭った前家老と因縁があった。幕府の巡見使がやって来る事になり、藩が隠蔽した旧悪を知る楓たちに魔の手が……。
葉室麟の羽根藩シリーズ全五巻のうち「蜩の記」「潮鳴り」を読んでいたけど1冊飛んで、この4冊目を読みました。とても良かったです。でもこの本と関わりが深い3冊目の「春雷」を読んだ方がよりわかりやすいように思いました。楓の元夫の事がわかる話だったようです。それでもこの本だけでも面白いです。元藩主から疎まれている楓たちは、常に狙われているのだけど、欅屋敷に暮らす人たちは、楓をはじめ皆、高潔です。その影響を受け、考えを改める人もいます。人を想う心が、人を動かしていくのに、感動しました。

インドカレー2024/06/04



何かと忙しく、ブログの更新が少なくなります。先日食べた“CURRY CURRY 汐留”の2種カレー。日替りのジャガイモとナスのカレーとチキンカレー。白いのはヨーグルト。やや辛でちょうど良かったです。

金色の野辺に唄う2024/06/05



「金色の野辺に唄う」あさの あつこ 小学館文庫 
稲穂が金色に輝き、風に揺れてシャラシャラと唄を奏でる山陰の秋。92歳の松恵は、息を引き取ろうとしていた。多くの人の心を受け止め救った大おばあちゃん。娘の奈緒子、曾孫の東真、花屋の店員など、それぞれにままならない悩みを抱えている。松恵を中心にその近辺の人、いろいろな立場の人たちが描かれる。 
世代が違うが、小さい頃の事も語られて、多くの人の人生が見えてきまました。なかなか面白かったです。はじめ曾孫の東真は、女性と思い込んでいましたが、男の子でした。絵が好きで、子どもの時に描いた柿の絵は、ずっと額に入れて飾られていました。大おばあちゃんはとても気に入っていたそうです。文章で読んでいるだけなので、どんな絵かはわかりにくいものの、興味をひかれました。東真の彼女は、迫力ある絵を描いているようで、見てみたいです。
家族の話だけかと思ったら、花屋の店員は違いましたが、これで良いのかと思われますが、1番強烈な話でした。他は家族の家系図を頭に思い浮かべ、これは誰だったかなとちょっと混乱しました。四世代くらいだけど、兄弟や再婚相手とか、血のつながりがない人も出てきて、広がっていきました。

イギリス切手研究会の消印他2024/06/11




切手のイベント、スタンプショウで押してきてもらったフランス郵政の記念押印です。スタンプショウに行った方からいただきました。

ヤクザに学ぶ交渉術2024/06/12



「ヤクザに学ぶ交渉術」 山平 重樹 幻冬舎アウトロー文庫
ヤクザにとって交渉は命をかけたもうひとつの抗争。絶対的不利な状況から大逆転を図り、黒を白と言いくるめる様々なテクニック。理論武装、因縁、難クセ、いろいろある。ヤクザ社会に精通した著者の実用的エッセイ。
これを読んだら、ヤクザの技術で上手く交渉できるかどうか、何とも言えませんが、実在の人物が行った実例を紹介しています。一般の方が使えるわけではないです。時代もかなり前の事でした。どこかで役に立ったら良いですが、自信はないです。心構えが大切かもしれません。交渉がうまくいかなかった場合は、組同士の抗争に発展することも。まぁ普通の人とは関係ないですが、参考になるところもありました。

夢見通りの人々2024/06/18



「夢見通りの人々」 宮本 輝 新潮文庫 
夢見通りの住民たちは、ひと癖もふた癖もある。ホモと噂されているカメラ屋の主人。美男のバーテンしか雇わないスナックのママ。詩人志望の春太と彼が思いを寄せる美容師の光子、彼らの情熱、孤独など、オムニバス連作。
ちょっと古めかしかったです。夢見通り商店街の人々のいろいろな話。関わりもあります。特に中心になるのは、春太だけど、人が良く優しい人。でも地味でパッとしなさそう。彼はサラリーマンだけど、休業中のかまぼこ屋さんに、間借りしています。詩集を出したいと思う一番夢見がちな人かもしれません。癖の強い人々がいろいろな問題を引き起こして、春太が巻き込まれて行ってました。あまり明るい話はなくて、哀愁漂う雰囲気でした。

刺身定食2024/06/19



時々行く“割烹きむら”でランチ。お刺身美味しい。お味噌汁や茶碗蒸しも、上品な味です。

あらびきソーセージパイ2024/06/20



朝、スタバであらびきソーセージパイを頼んだら、モーニングでコーヒーのサイズアップサービスをしているという。ドリップコーヒーがグランデになって、たっぷりでした。ソーセージパイが小さく見える。

目玉焼きデニッシュとあんぱん2024/06/21



“サンマルクカフェ”で朝ごはん。目玉焼きデニッシュと元祖あつあつ十勝あんぱんを食べました。朝早く行くと、焼き立てで良かったです。

スマイルフォーエバー2024/06/22



「スマイルフォーエバー〜ちょいワル淑女と愛の魔法〜」 新橋演舞場
熱海五郎一座、新橋演舞場シリーズ第10回記念公演だそうです。ゲストは伊東四朗さんと松下由樹さん。
銀行強盗の現場に居合わせた、都知事(松下由樹)と娘。犯人は銃を発砲したが、何故かあらぬ方向に曲がって、銃口の先にいなかった老人(伊東四朗)の足をかすめた。不可思議な事件には魔法が関わっていた!?
新橋演舞場で既に10回も公演していたのですね。熱海五郎一座は18年、その前は伊東四朗一座だったので、久しぶりに伊東四朗さん出演です。松下由樹さんは2回目ゲストでした。クセの強い都知事役でした。他の出演者も、高齢化が進んでいるけど、1日2回の公演は、大丈夫かな。いつもの事で、ところどころアドリブっぽいです。セリフが出てこない時は、他の人に振ったり、言い換えたり。タイミングがズレたら文句を言ったり、何でも面白くしてしまいます。伊東四朗さんの昔のギャグや、CMネタも多かったです。若い人にはわからないことも多いかもしれません。お客さんもご年配の方が多いから、良いのかも。魔法の話で、魔法学校が出てきて、ハリー・ポッターを捻っていました。今回は映像もかなり工夫して使っていました。爆笑はないけど、クスッとしてしまう事が多かったです。