スウェーデン国立美術館素描コレクション展2025/07/29



「スウェーデン国立美術館素描コレクション展」国立西洋美術館
スウェーデンのストックホルムにあるスウェーデン国立美術館は、素描のコレクションが充実しているそうです。ルネサンスからバロックまで、デューラー、ルーベンス、レンブラントなど巨匠の作品もありました。水彩などで彩色されているのも、きれいでした。


国立西洋美術館の常設展内では「ピカソの人物画」の展示があり、それも見ました。

特別展 江戸大奥2025/07/28



「特別展 江戸大奥」 東京国立博物館
江戸城の本丸、かつて存在した大奥。歴代の御台所(正室)と側室、その生活を支える女中たち。閉ざされた生活の中でも、四季ごとの行事を楽しんだり、豪華な衣装に身を包んで優雅な生活もありますが、大奥の中でも序列があり、出世するかどうかで大きな違いがありました。大奥の生活を描いた錦絵、大奥の歴史、地図、ゆかりの品々など展示しています。


NHKドラマ10の「大奥」の衣装も展示していました。
実際の大奥で暮らす方の衣装もあり、天璋院(篤姫)や天樹院(千姫)など。小説やドラマなどで描かれてきた人々が、実在の人物として本当に大奥で生きていたのだなぁと感じました。

キューライス万博2025/07/26



「キューライス万博」 松屋銀座8階イベントスクエア
漫画・イラスト・絵本・アニメーションの分野で数々の作品を世に送り出しているアーティスト、キューライス氏の作品展。
たまたま見に行ったのですが、あまりよく知らなかったです。でも絵は見たことあるような。「悲熊」はNHKのドラマで見たことがありました。絵がかわいいです。
漫画の原画や造形作品など鑑賞しました。シュールだけど、ゆるい感じで良かったです。
キューライス氏の1日の映像もあって、仕事をしている様子も映していました。



鰭崎英朋2025/06/17



「鰭崎英朋(ひれざきえいほう)」 太田記念美術館
鰭崎英朋(1880-1968)は、明治後期から昭和にかけて活躍した絵師。月岡芳年の弟子の右田年英に入門し、文芸雑誌や小説の単行本の口絵などを多く制作。美人画が多かったです。
この展覧会までは、知らない画家でしたが、とてもきれいで良かったです。品のあるしっとりとした女性画でした。
同じく月岡芳年の弟子・水野年方に入門した鏑木清方とは2歳違いの同世代。美人画という点も似たところがあるかもしれません。
今回の展覧会は前期と後期で作品がほとんど変わるので、後期も行けたら行きたいです。
「江戸メシ」「広重」などに行った時、太田記念美術館は混んでいる事が多かったのですが、これは割と空いていて、ゆっくりみることができました。

時を紡ぐ館2025/06/10



「時を紡ぐ館」 東京都庭園美術館
東京都庭園美術館は昭和8年に朝香宮家の自邸として竣工。邸宅として14年間、吉田茂元首相が政務の場として活用した7年間、国の迎賓館として、国賓をもてなした19年間、民間の催事施設として7年間、その後庭園美術館となって42年目だそうです。旧朝香宮邸と言うのは知っていましたが、吉田茂首相が使用したり、迎賓館だったとは知りませんでした。古い建物なのに、美しく保たれていて、デザインも今でも素敵です。
そんな歴史を写真や映像、ゆかりの作品を展示しています。
何度も行っていますけど、改めて知ることも多いです。

福ねこat百段階段2025/06/10



「福ねこat百段階段」 ホテル雅叙園東京
猫に魅せられた多くの芸術家の作品を新旧取り混ぜて、展示しています。
一部の作品は、販売もしていて、売約済みもいっぱいありました。
百段階段は昭和10年に建てられた木造建築で99段の階段をのぼりながら、途中にある部屋を見ていきます。運動になります。モダンな装飾を楽しみながら、鑑賞できます。


この夏目漱石のが可愛かったです。「吾輩は猫である」もりわじんさんの作品です。

朝倉流哲学を愉しむ。2025/06/04



朝倉彫塑館へ行ってきました。行くのは2回目ですが、ここ大好きです。日暮里駅の近くです。彫刻家の朝倉文夫のアトリエと住居だった建物です。作品も良いですが、和洋折衷の建物が広くて、見どころがたくさんあります。大きな池を囲むように、部屋からの眺めも良いです。屋上が広くて、野菜畑や、バラも咲いていました。



屋上から、作品を背後から見たりします。「砲丸」という作品です。砲丸を持った男性が、町を見下ろしているようです。お天気の良い日に行くと気持ちいいです。

五大浮世絵師展2025/06/03



「五大浮世絵師展」 上野の森美術館
江戸を彩った浮世絵五大スターの競演。歌麿、写楽、北斎、広重、国芳、それぞれに得意がありますね。自分の推しを探すのに、確かにこの5人が浮世絵を代表する絵師です。
女性の絵なら歌麿。役者絵の写楽、富士山をはじめ花鳥、人物もすごい北斎、名所絵の広重、ヒーロー、スペクタクルの国芳。作品数が多く、大御所なのは北斎でしょうか。私は奇想的な発想と斬新な構図の国芳が一番好きです。ダイナミックです。


写真撮影オッケーのものもありますが、実物に比べると迫力がないですね。

江戸・東京の祝祭とおしゃれ2025/05/28



「江戸・東京の祝祭とおしゃれ」 國學院大學博物館
都市やそこで暮らす人々の祭礼の様子や、特別な装いなど華やかな絵が展示されていました。紅や髪飾りなども。
山種美術館から近いので足を伸ばしましたが、浮世絵をたくさん持っているようです。おまけに入場無料です。
簪や櫛以外にも笄(こうがい)って、どういうのかと前から思っていたのですが、展示されていました。

上村松園と麗しき女性たち2025/05/28



「上村松園と麗しき女性たち」 山種美術館
上村松園(1875-1949)、生誕150年で、山種美術館所蔵の名品プラス個人蔵の作品もありました。同時代の画家から現代の作家まで、女性たちの美しい絵が並びました。鏑木清方や伊東深水、生誕130年の小倉遊亀、生誕120年の片岡球子なども。前に見た絵も多いですが、まだ見る事ができて良かったと思える絵がいくつかありました。