司馬江漢と亜欧堂田善 かっこいい油絵 ― 2025/03/31

「司馬江漢と亜欧堂田善 かっこいい油絵」 府中市美術館
江戸時代の日本でも油絵が描かれていました。鎖国下でも交流のあったオランダや中国を通じて、少ないながら油絵が輸入され、それをまねて描く画家がいたのです。代表的な画家が司馬江漢(1747-1818)と亜欧堂田善(1748-1822)です。油を使って独自に調合した絵の具を使い、西洋のものとはまた違った味わいがあります。1つ違い、同時代を生きた2人の作品を紹介しています。
司馬江漢は元浮世絵師で、鈴木春信の弟子となり、鈴木春重という名で作品を描いています。今回の展示にはなかったけど、浮世絵展に行くとよく作品が出ています。亜欧堂田善は、千葉市美術館での展覧会に行きましたが、銅版画が、超絶細かくて、とても気に入りました。今回も銅版画を見る事ができました。見た事がない作品も多かったです。この2人の画家は色合いが似ている様に思います。
府中の森公園の中にある美術館、30日の日曜日に行ったのですが、桜も楽しめました。

熊谷守一美術館 ― 2025/03/17

前から行ってみたかった豊島区立熊谷守一美術館へ行って来ました。要町駅か、歩いて行きました。駅からちょっと歩いた住宅街の中にあるのですが、とても懇切丁寧に、看板が出ていて、行きやすかったです。熊谷守一が亡くなるまで長く暮らした家の跡地に美術館ができています。
熊谷守一(1880-1977)の常設作品と、企画展は熊谷守一の次女の熊谷榧(カヤ)展ー日本の山々ーをやっていました。熊谷榧(1929-2022)の絵も良かったです。



美術館にある“カフェ・カヤ”にも行きました。


榧さん作の食器が使われています。
熊谷守一美術館、良い所でした。40周年になるそうです。
中世の華 黄金テンペラ画 ― 2025/03/14

「中世の華 黄金テンペラ画 ー石原靖夫の復元模写」 目黒区美術館
板の準備から金箔装飾、彩色まで、幾つもの手順を経て描かれる卵黄テンペラ画。イタリアで技術を学んだ石井靖夫さんは、技術研究や復元模写を描いています。最近では日本でテンペラ画の技法を指導もしているそうです。目黒区美術館ではワークショップを開催して、そこで勉強した人たちも、多くの模写作品を仕上げています。作品が展示されていました。

目黒区美術館には“ラウンジ”というカフェがあったので、アイスコーヒーを飲みました。周囲には一息できるカフェがなかったので、美術館にあってホッとしました。アイスコーヒーは220円でした。安い!
甦る新橋松岡美術館 ― 2025/03/12

「甦る新橋松岡美術館」 松岡美術館
現在は白金台駅の近くにある松岡美術館ですが、開館したのは、新橋日比谷通りにあったのだそうです。知りませんでした。開館50周年を記念したコレクションを公開しています。1975年に新橋で開催された「開館記念展」わ再現した展示でした。陶磁器をはじめとして、像や絵画など、いろいろ見る事ができます。
琳派から近代洋画へ ― 2025/03/10

「琳派から近代洋画へ」 荏原 畠山美術館
株式会社荏原製作所の創業者の畠山一清氏のコレクションを公開するために開館したそうですが、長い改築工事をしていたらしく、やっと再開したそうです。私は初めて行ったのですが、一緒に行った友人は、前の時に行った事があるそうです。広くなっていて、とてもきれいになったそうです。私も和風でモダンなきれいな美術館だと思いました。コレクションもすごいレベルが高かったです。尾形光琳、尾形乾山、酒井抱一、本阿弥光悦、俵屋宗達などなど、まさに琳派を代表する人たちの作品がいっぱいありました。
キャッシュレス決済のみにになっていました。近頃の新しい所は、そういう所が多いです。庭や茶室もあって、外国の人にも良さそうです。
宮脇綾子の芸術 ― 2025/02/20

「宮脇綾子の芸術」 東京ステーションギャラリー
40歳になってから創作活動を始めた宮脇綾子(1905-1995)は、アプリケ作家として知られているそうです。次第にアプリケや手芸と言う範疇を超えて、豊かな表現を見せていきます。まさに芸術。野菜や魚など、日常的に見ていたものをモティーフに、主に布を使って、刺繍やコラージュなど、様々な手法で表現していきます。よく似ている物を作り出すだけじゃなく、次第にデザイン性に富んだ作品になっていっていると感じました。色合いがきれいでした。


異端の奇才 ビアズリー展 ― 2025/02/18

「異端の奇才 ビアズリー展」 三菱一号館美術館
イギリスのブライトン出身オーブリー・ビアズリー(1872-1898)。精緻な線描で、洗練された白と黒の美しい絵画を描いたイラストレーター。代表作は「アーサー王の死」「サロメ」などの挿し絵。独特の世界観で、多くの人を魅了したが、病弱ゆえに25歳という若さで早逝しました。デザイン性の高い植物を描いたフレームのような絵も素晴らしいけど、影響を受けた画家や、交友のあった画家などの作品も展示してあり、ケイト・グリーナウェイ、エドワード・バーン=ジョーンズ、ウィリアム・モリスなど、納得の品揃えでした。作品の多くはロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館から来ています。一部の作品特に「サロメ」の絵は写真撮影可能でした。
本当に細い線で、細かく描きこまれていました。点描で描かれているものもあります。個性強めですが、それだけインパクトがあって、唯一無二の作品だと思いました。


私は死を乗り越えて生きてゆきたい ― 2025/02/06

「私は死を乗り越えて生きてゆきたい」 草間彌生美術館
太平洋戦争を複雑な家庭環境下で体験し、トラウマや神経症による自殺未遂衝動を創作活動で乗り越えてきた草間彌生。生と死は常に差し迫った問題でした。初期の作品から、最新作まで死生観の表出とその変遷を紹介しています。
初めて草間彌生美術館へ行きました。牛込柳町駅の近くでした。予約制です。お客さんは、ほとんど外国人観光客でした。やはり、日本を代表する芸術家なんだなぁと実感しました。

とても面白かったです。写真などで見た事がある木の様なニョロニョロしているものが、布製で、綿を入れて縫ってある作品だったり、近くで見て驚きました。そして、原色でカラフルな作品が多くて鮮やかで美しいです。歌を歌っている映像もあり、シュールな世界でした。声が高くて可愛らしいです。ピカソのようなくっきりした明るさながら、誰にも真似できない唯一無二の作品でした。
江戸のカレンダー ― 2025/01/21

「読み解こう!北斎も描いた江戸のカレンダー」すみだ北斎美術館
江戸時代の暦は現在とは異なり、大の月、小の月があって、毎年同じ月でも日数が変わったりして、説明を読んでもよく理解できなかったです。絵の中に大小の月を忍ばせて、描きこんでいるのです。着物の柄や、小さなシワのように見える物にも、よく見ると数字が描かれているのです。絵暦と言われて、流行したそうです。隠し絵に近い気がしました。
モネ 睡蓮のとき ― 2025/01/17

「モネ 睡蓮のとき」 国立西洋美術館
印象派を代表する画家クロード・モネ(1840-1926)は、一瞬の光をとらえる鋭敏な眼によって、自然のうつろいをその絵にとどめています。ジヴェルニーの自邸の庭に作られた睡蓮の池や、その周辺の風景をたくさん描いています。水面に映える自然や光、印象派の技法で独特の世界を表現しています。この展覧会は睡蓮を中心に、晩年の制作に焦点をあてています。睡蓮だけじゃなく、他の花や枝垂れ柳などもあります。全ての展示作品がクロード・モネでした。モネは最愛の家族(妻と息子)が亡くなってしまい、晩年は白内障を患っていました。第一次世界大戦など、困難が多かったのです。この時代は白内障は、今のような治療ができないので、視力が衰えて、思うように絵が描けなかった時もあったようです。繊細な光をたたえた絵が、荒々しいタッチで茶色っぽい絵になってきます。しかし、それもまた違った味わいがありました。西洋美術館所蔵のモネと、国内に所蔵されている絵、そして大部分は、マルモッタン・モネ美術館から来日していました。
金曜日と土曜日は夜も開催されているので、夜は少しはすいているかなと思ったけど、入場制限こそされていないが、なかなかの混雑でした。グッズ売場も行列していたので、見ないで帰りました。


写真撮影OKの絵もあります。
常設展もササッと見ました。
最近所蔵された「アントニエッタ・ゴンザレスの肖像」が見たいと思っていたので。他にもピカソなど、最近購入した絵画がいくつかあって楽しめました。

《アントニエッタ・ゴンザレスの肖像》ラヴィニア・フォンターナ
ちょっと直に見たくなるでしょう?常設展で展示しています。
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