ソウルメイト2024/05/02



「ソウルメイト」 Stranger
公募展で大賞に選ばれた作品、ハウンによる高校生のミソがモチーフの写実的な絵画。ハウン(チョン・ソニ)とミソ(キム・ダミ)は、小学生からの大親友。対象的な性格、育った環境も違うが、大切な存在。しかし、ジヌ(ピョン・ウソク)との出会いが2人の運命を大きく変えていく。想い合いながらも、すれ違い、疎遠になってしまう。しかし、再会した2人。ハウンはミソにある秘密を残して姿を消してしまう。
無二の親友だった2人が、それぞれの道に進むが、激しくぶつかりながらも想い合っています。中国、香港の「ソウルメイト/七月と安生」を韓国でリメイクしたそうですが、オリジナルは観ていません。ミソは苦労人で明るく振る舞っているけど、繊細な心を持っています。テンションの高い青春時代から、大人の女性になっていく2人は違和感なく演じています。子役は別ですが、雰囲気が似ていました。それほどドロドロとはしてないけど、複雑な関係で、あんまり楽しくはないのです。でも魅入って観てしまいました。出てくる絵画もすごい上手でした。絡まり合ってどうしようもなく辛い状況に陥っていきます。それでも完全に離れることはなく、一番の理解者でもあるのでしょう。良かったです。ミソ役のキム・ダミが魅力的でした。

★★★★☆ 4+