新装版 天璋院篤姫 下2025/09/05



「新装版 天璋院篤姫 下」 宮尾 登美子 講談社文庫
将軍家定の急死、継嗣をめぐる幕府内の対立、養父斉彬の死。篤姫は、家定との結婚が斉彬の遠大な野望であったことを知り慄然とする。天璋院となったのちも大奥を統べ、皇妹和宮の降嫁、大政奉還等、激動の時代を徳川家の人間として生き抜いた篤姫の生涯。
下巻に入ったら、次々と変化が起こり、約3000人もいる大奥を統べていき、徳川家のために何ができるかを考え続けた篤姫でした。常に周りに女中がいるし、不自由な気がしました。和宮が京から来て、女中たちの対立もありました。和宮と歩み寄ろうとしてもなかなか叶わず、気苦労も多かったかと思います。市井の娘の方が幸せになれたかもしれません。多くの人に慕われていたことがわかりました。