私たちが光と想うすべて2025/08/03



「私たちが光と想うすべて」 ヒューマントラストシネマ有楽町
インドのムンバイで働く看護師のプラバは、年下の同僚アヌとルームメイト。プラバは親が決めた相手と結婚しているが、夫はドイツへ働きに行って、ほとんど音沙汰がない。一方アヌはイスラム教徒の恋人がいるが、親には大反対される事がわかりきっている。親からは見合い写真が次々と送られてくる。都会で生きる2人は、人生のままならない状況の中で、悩みながらも支え合っている。そんな中、病院の食堂で働くパルヴァディが高層ビル建築のため、立ち退きを迫られていて、故郷である海辺の村へ帰ることを決断する。プラバとアヌは、ひとりで生きていくという彼女を送っていくことに……。
カンヌ映画祭グランプリ作品。現代のインドの空気感を感じる映画です。都会であるムンバイはガチャガチャとしています。真面目なプラバなだけに、結婚している事で、新しい出会いにも飛び込めないし、夫がどういうつもりなのか、わからないのです。仕事はしていて自立した女性なんでしょうが、生活も大変そうです。観ていても、あまり説明がないです。タイプの違う女性が同居していて、アヌがお姉さんみたいに呼ぶので、姉妹かと思ったらそうでもなく、プラバは仕事中もサリーを纏う衣装なので、動きにくくないのかなと思ったけど、着慣れていれば大丈夫みたいです。掃除などもしていました。いろいろな場面シーンがオシャレでしたが、手持ちカメラのガタガタとした揺れが気になります。
海辺の村へ行って、引っ越しや片付けを手伝って、ちょっとした事故もあり、不思議な体験でした。下の写真の海辺のバーみたいな所にが良いですね、

★★★★☆ 4