エイブのキッチンストーリー2020/11/30


エイブのキッチンストーリー

「エイブのキッチンストーリー」 シネマカリテ
ニューヨーク・ブリックリンに暮らし、イスラエル人の母とパレスチナ人の父を持つ12歳のエイブ(ノア・シュナップ)は、文化や宗教の違いから対立する家族に悩まされるなか、料理を作ることを唯一の心の拠りどころにしていた。そんな自分のことは誰にも理解してもらえないと思っていたエイブは、ある日、世界各地の味を掛け合わせた「フュージョン料理」を作るブラジル人シェフのチコと出会う。フュージョン料理を自身の複雑な背景と重ね合わせたエイブは、自分にしか作れない料理で家族をひとつにしようと決意する。
結婚する時からもめたと思うけど、エイブにも、自分たちの宗教感を押し付ける祖父母やおじさん?間にはさまれて、悩む主人公。両親の仲まで危うくなってきます。宗教の事が、あまりよくわからない立場から見ると、かわいい孫の為に、仲良くしてあげて欲しいですね。エイブは、両方を立てようとして、大変です。ノア・シュナップは、とてもかわいいです。お料理も美味しそうでした。でも、家族が、もめてる場面が多いし、納得いく展開でもなかったかな。似た映画でいうと「ビッグ・シック」「シェフ!」を思い起こしたけど、それらの映画には及ばないです。

★★★☆☆ 3+