ビブリア古書堂の事件手帖 ― 2018/11/04
「ビブリア古書堂の事件手帖」 TOHOシネマズ日比谷
五浦大輔(野村周平)は祖母の遺品から夏目漱石の直筆と思われる署名が入った「それから」を見つけ、鑑定してもらうため北鎌倉の古書店「ビブリア古書堂」を訪れる。店主である若い女性・篠川栞子(黒木華)は極度の人見知りでありながら本に対して並外れた情熱と知識を持っており、大輔が持ち込んだ本を手に取って見ただけで、大輔の祖母が死ぬまで隠し通してきた秘密を解き明かしてしまう。
そんな栞子の推理力に圧倒された大輔は、足を怪我した彼女のために店を手伝うことに。やがて大輔は、栞子が所有する太宰治「晩年」の希少本をめぐり、大庭葉蔵と名乗る謎の人物が彼女を付け狙っていることを知る。
祖母の若い頃のロマンスが結構クローズアップされていました。原作ではビブリア古書堂に持ち込まれる問題を、古書から栞子さんが解き明かしていくという推理がメインに感じたけど、映画では推理っぽいのは少なかったのが残念です。
稀覯本「晩年」を狙うストーカーのような執着のはげしい人に、つけ狙われるというのも原作にはあったけど、そこが中心になっていました。
出演者は悪くないとは思うのですが、私が勝手に期待していた内容とはちょっと違っていました。
★★★☆☆ 3-
コメント
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_ 象のロケット - 2018/11/04 22:55
若き女店主・篠川栞子(しのかわ しおりこ)が営む、鎌倉の古書店「ビブリア古書堂」。 彼女は青年・五浦大輔が持ち込んだ、夏目漱石の『それから』に記されたサインの秘密を解き明かした。 それが縁で古書堂で働き始めた大輔は、栞子が太宰治の「晩年」の希少本をめぐって、謎の人物から脅迫されていることを知る…。 ミステリー。
_ 大江戸時夫の東京温度 - 2018/11/21 23:58
映画『ビブリア古書堂の事件手帖』は、ライト級のミステリー。やや食い足りません。人
_ 或る日の出来事 - 2019/12/30 15:46
本にまつわる因縁話だが。
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