永遠の門 ゴッホの見た未来2019/11/15


永遠の門 ゴッホの見た未来

「永遠の門 ゴッホの見た未来」 TOHOシネマズ上野
画家としてパリで全く評価されないゴッホ(ウィレム・デフォー)は、出会ったばかりの画家ゴーギャン(オスカー・アイザック)の助言に従い南仏のアルルにやってくるが、地元の人々との間にはトラブルが生じるなど孤独な日々が続く。やがて弟テオ(ルパート・フレンド)の手引きもあり、ゴーギャンがアルルを訪れ、ゴッホはゴーギャンと共同生活をしながら創作活動にのめりこんでいく。しかし、その日々も長くは続かず……。
ゴッホは37歳で、謎の死を遂げる画家だけど、残っている自画像などを見てもそれほど若く見えないので、ウィレム・デフォーが演じても違和感がなかったです。自画像に似ています。ゴーギャンはイメージが違っていました。スターウォーズシリーズにも出ているオスカー・アイザックが演じていますが、どっちかといえばモジリアーニに似ているかも。
マッツ・ミケルセンやマチュー・アマルリックも出ていて豪華。
死の真相は、この映画でも描かれているけど、実際はどうだったのでしょうか。
アルルでの生活を中心に描かれていて、この時期に描かれた絵は、有名な絵が多いので、これがあの絵のモデルかと気がつくのは、面白かったです。
あえて手持ちカメラでゴッホの目線を演出しているのだと思うけど、ブレというか揺れが大きいので、ちょっと見づらかったです。
アルルでは、住民にあまり受け入れてもらえてないゴッホ、芸術への葛藤や苦悩は見ていても苦しいです。

★★★★☆ 4-

友達と遊ぶ2019/11/16




友達と待ち合わせは目白駅の“カフェ アコリット”。切手の博物館へ行きました。


ランチは“PIZZERIA37”。週がわりメニューのツナ、玉ねぎ、ケッパー、トマトソースのピッツァ。炙ったモッツァレラとポルチーニクリームのフェットチーネ。シェアして食べました。美味しかった。


その後、清澄白河まで移動して、清澄庭園へ。
天気が良くて気持ちいい。


深川江戸資料館へも行って。


“Fukudaso CAFE”で、チーズケーキ。休憩しながらも、1日中楽しめました。

実家ごはん・ハンバーグとおでん2019/11/17



実家へ行って、用事を依頼される。夕食は、ハンバーグとおでん。ハンバーグ柔らかくてふわふわして美味しかった。母は、柔らか過ぎてちょっと失敗と言っていたけど、そんなことないけどなぁ。

NO SMOKING2019/11/19


NO SMOKING

「NO SMOKING」 シネスイッチ銀座
デビュー50周年を迎えた音楽家・細野晴臣の軌跡と創作活動に迫ったドキュメンタリー。幼少期の音楽との出合いから、「はっぴいえんど」「YMO」での活動、ソロでの音楽活動を振り返りつつ、近年の活動に完全密着。2018年の台湾公演を皮切りに、ロンドン、ニューヨーク、ロサンゼルスで開催されたワールドツアーの模様など。現在のインタビューもまじえつつ、過去と現在をいききしながら紹介されている。ロンドン公演では高橋幸宏と小山田圭吾が加わったほか、坂本龍一も飛び入り参加し、5年ぶりにYMOメンバーがそろった貴重な瞬間もあり。
YMO以前のことはあまり知らなかったですが、細野さんの歴史がわかりました。祖父はタイタニック号に唯一乗っていた日本人。
戦後に生まれ、いろいろなバンド活動をしながら、ずっと音楽ばかりやっています。大学生やその直後あたりは、男性でもロングヘアーで、ひげをはやしていたりします。戦後日本の昭和史がうかがえます。飽きることなく、面白かったです。
軽やかで、脱力して、音楽を楽しんでいる現在。ステップを踏んだり、ジャンプしたりしていました。そして、常にタバコをすっています。愛煙家が見たら嬉しくなるのではないかな。タイトルはあえてのノースモーキングなんでしょう。

★★★☆☆ 3+

ブログ10周年2019/11/20

気がつけば11月20日で、ブログを初めて10年が過ぎていました。
いつも見ていただいて、ありがとうございます。

ワンパターン弁当2019/11/20



基本、おかずは3品、肉か魚が1つ、野菜が1つ、卵焼き(時々ゆで卵)で、通しています。もっとおしゃれなお弁当が作れたらいいのに。

LORO 欲望のイタリア2019/11/21


LORO 欲望のイタリア

「LORO 欲望のイタリア」 ヒューマントラストシネマ有楽町
スキャンダル政治家として知られるイタリアの元首相シルビオ・ベルルスコーニをモデルに描いたドラマ。2006年、因縁の政敵であるロマーノ・プローディに敗北し失脚したベルルスコーニ(トニ・セルビッロ)は、首相の座に返り咲くタイミングを虎視眈々と狙っていた。セクシーな美女たちを招き、得意のセールストークを武器に足場を固めていく中、ベルルスコーニは政治家人生の危機に直面するが……。
パオロ・ソレンティーノ監督は、「きっと ここが帰る場所」「グレート・ビューティー 追憶のローマ」「グランドフィナーレ」の3作を見ました。どれも、芸術的でした。
今回はイタリアの美女が次々と登場し、おしげもなく脱いでくれます。それほど政治的な映画とは思えません。ベルルスコーニが、どんな人なのかは、逆によくわからなくなりました。芸術的ではあったけど、かなりシュールな世界でした。
女性たちには、不法薬物がはびこっておりました。
157分あるので、ちょっと長く感じました。

★★★☆☆ 3+



セクシーな衣装の美女がいっぱい登場しました。

絶唱2019/11/22


絶唱

「絶唱」 湊 かなえ・著 新潮文庫
小さい頃、双子の姉妹が亡くなった女性が抱えてきたもの。心に傷を負った人たちがたどりついた楽園。おおらかなトンガの国の癒しの物語。阪神淡路大震災とも関わりがある話でした。
さっと読めるけど、誰もが重い秘密を抱えています。大震災の被害者なら、自分はどう行動しているのかと考えさせられます。
トンガはステキな国のように思いました。まさに楽園のような美しい海の風景が思い浮かんできます。

盲目のメロディ インド式殺人狂騒曲2019/11/23


盲目のメロディ インド式殺人狂騒曲

「盲目のメロディ インド式殺人狂騒曲」 新宿ピカデリー
本当は目が見えるが、芸術のために盲目で通しているピアニストのアーカーシュ(アーユシュマーン・クラーナー)は、ある日、元スターのプラモードから演奏を依頼される。、彼の家へ行くと妻のシミー(シミー)が、不倫相手とプラモードを殺害した直後の現場を見てしまう。死体も犯人も見えないフリでその場を切り抜けたアーカーシュだったが、バレるのを恐れたシミーと不倫相手から命を狙われる……。
コメディタッチなのかと思ったら、殺伐としたところもあるクライムムービーでした。ハラハラすることも多くて、楽しめる映画ではあったけど、盲目のふりをしている主人公は、都合よく見たい時には見ていて、ちょっとずるいです。嘘をついて障害者としての特典を受けています。出てくる他の人たちも、お金のためなら、そんなことまでしてしまうのかと驚くし、近所のかわいい男の子さえも、何かとお金をもらおうとしていました。事件を目撃するまでの前段階がちょっと長かったです。

★★★☆☆ 3