ラウル・デュフィ展 絵画とテキスタイル・デザイン2019/11/25


ラウル・デュフィ展

「ラウル・デュフィ展 絵画とテキスタイル・デザイン」 パナソニック汐留美術館
ラウル・デュフィ(1877-1953)、カラフルで力強いおなじみの絵柄だけではなく、デュフィらしさが確立する以前の作品もありました。更に多いのが、デュフィがデザインしたテキスタイル・デザインです。布地をいろいろデザインしていて、それで作られたドレスなどもいっぱい展示されていました。こんなにファッションに関わっていたとは知りませんでした。
ラウル・デュフィは、ヴァイオリンなど音楽的なテーマが多くて、都会で生まれ育った裕福な家の息子なのかと思っていたのですが、実際は北フランス、ノルマンディーのル・アーヴルの港街で9人の兄弟の長男で、若くして家計のために働き始め、後に奨学金を得て美術学校へ通ったのだそうです。