イエスタデイ2019/11/02


イエスタデイ

「イエスタデイ」 TOHOシネマズ日比谷
イギリスの小さな町で暮らす売れないシンガーソングライターのジャック(ヒメーシュ・パテル)は、幼なじみの親友エリー(リリー・ジェームズ)から献身的に支えられているものの、夢を諦めかけていた。そんなある日、世界規模の瞬間的な停電が発生し、ジャックは交通事故で昏睡状態に陥ってしまう。目を覚ますとそこは、史上最も有名なはずのバンド「ザ・ビートルズ」が存在しない世界になっていた。彼らの名曲を覚えているのは世界でただひとり、ジャックだけで……。
ダニー・ボイル監督とリチャード・カーティスの脚本。リチャード・カーティスと言えば、監督もしている「アバウト・タイム」は、タイムトラベルもので、ちょっとSF入っていました。今回の映画は言うなればパラレルワールドものです。ビートルズだけじゃなく、微妙になくなっているものがある世界でした。主役の人は、愛嬌もあって、良いキャラクターです。一緒に世界を回る助手的な男の人は、しょうもない感じの困った友達なんだけど、クッション材のようになっていて、ほんわかムードにしているのかも。リリー・ジェームズは「ガーンジー島の読書会の秘密」の時とは違って、等身大の普通っぽい女の子、でもかわいいです。
面白かったです。ビートルズの曲は、名曲だなぁと、改めて感じました。

★★★★☆ 4