PERFECT DAYS ― 2023/11/01

「PERFECT DAYS」TOHOシネマズ日比谷
東京でトイレの清掃員として働く平山(役所広司)。毎日を真面目に繰り返している。日々同じように見えるけど、小さな発見や趣味の楽しみもある。思いがけない再会もあり、彼の過去も少しだけ垣間見える。ドイツのヴィム・ヴェンダース監督が日本で撮影した映画。
素晴らしかったです。静謐で一生懸命仕事をしている人の毎日です。カンヌ国際映画祭で男優賞を受賞しています。役所広司さんが清掃員のプロの仕事を見せてくれます。東京の公衆トイレの中でも、オシャレな所がたくさん出てきます。見慣れた街並みもちょっと違って見えてきました。あえてだと思いますが、平山は昔ながらの物を大切に使っています。木漏れ日、カセットテープで聴く音楽、鉢植え、フィルムカメラ、銭湯、古本屋、お疲れ様のお酒、全てが輝いています。毎朝BOSSの缶コーヒーを飲むのはCMみたいでした。田中泯さんや石川さゆりさんも出ていて豪華です。なんといっっても音楽がかっこいいです。。
★★★★★ 5
花の彩りシリーズ他 ― 2023/11/02

深海レストラン ― 2023/11/03

「深海レストラン」 ヒューマントラストシネマ有楽町
両親の離婚で最愛のママと別れて暮らす少女・参宿(シェンシウ)。父の再婚で弟も生まれるが、参宿は孤独を感じていた。家族で出かけた時に、参宿は船から落ちてしまい、気がつくと、南河(ナンヘ)というシェフがいるレストラン「深海」に迷い込んでいた。海の生き物たちが働き、お客さんは人間に似た格好をしている魚たち。クリーチャーみたいな謎の生物に襲われたり、ハチャメチャな状況に翻弄されていく……。
東京国際映画祭で観た中国アニメです。冒頭から美しいビジュアルで、絵のレベルが高い事がわかります。芸術性の高い海の風景でした。お話は、スピードがあって、どんどん変わっていき、前半部分はわけがわからず、置いていかれそうになるのを、必死に付いていくような感じがしました。でもラスト近くに真実を知った時は、驚きました。終わってみたら、とても良い映画でした。「千と千尋の神隠し」を彷彿させます。辛い状況の中でも、変わらないといけないと、学んでいく主人公や、いつしか生まれる絆など、良いところがいっぱいありました。
★★★★☆ 4
秘伝塩からあげ定食 ― 2023/11/04

日比谷に映画を観に行ったので、“鳥良商店”でランチ。秘伝塩からあげ定食にしました。ボリュームがあって、美味しかったです。
ザ・クリエイター 創造者 ― 2023/11/05

「ザ・クリエイター 創造者」TOHOシネマズ日比谷
2075年、人間の為に開発したAIが、核爆発を引き起こした。人類とAIの存亡をかけた戦争が激化する。元特殊部隊のジョシュア(ジョン・デビッド・ワシントン)は、人類を滅亡させる兵器を探しにいく。そこにいたのは、超進化型AIの幼い少女がいた……。
未来SF、AIは優秀で人間の存在を脅やかすというステレオタイプだけど、AI側は、機械だけじゃなく、味方する人間も多くて、どちらが正しいのか、揺らぎ始めました。造形はよくできているけど、人間と同じ姿の者といかにもロボットなんだけど、動きも服装もまるで人間というのもいました。AIの少女はかわいいけど、髪が短かすぎて、男の子?女の子?どっちかなと初めは思いました。渡辺謙も出演していて、日本語がいっぱい出てきました。看板や表示も日本語が多いのでつい読んでしまいます。普通に面白かったけど、スッキリしないところもありました。
★★★★☆ 4-
フルーツパフェを5人で ― 2023/11/06

高校のクラブの仲間と、浅草へ。すごい人が多くて、待ち合わせも一苦労です。“フルーツパーラーゴトー”にて、みんなで本誌のフルーツパフェ。美味しかったー。近頃は大人気で、並ばないと入れません。ちょうど5人一緒に座れました。

お昼は“佐藤養助”にて、稲庭うどん。私は香川鶏天しょうゆにしました。ツルッツルッのうどん、鶏天も美味しかったです。すだちでサッパリしています。みんなで、かっぱ橋をぶらぶらと散策しました。
いちごと甘酒のスムージー ― 2023/11/07

銀座の“コメダイズ”で、モーニング。いちごと甘酒のスムージー、スープとトースト。色がきれいです。味も美味しかったです。
お弁当記録 ― 2023/11/08
江戸うまいもの歳時記 ― 2023/11/09

「江戸うまいもの歳時記」 青木 直己・著 文春文庫
春は潮干狩り、つくし摘み、夏は素麺、秋は焼き芋、冬は葱鮪鍋など、巨大都市・江戸の豊富な食材と驚きの食文化を紹介しています。いつ頃から食べられていたのか、どんな食べ方をしていたのか、勉強になる本でした。
昔の絵に描かれた食べ物も紹介されているので、この当時にはあったのかと、わかります。季節ごとに食材別に説明があります。1つの項目に対して3ページになっています。魚や果物、いろいろあります。昔の俳句に出てくるのも多いです。へーと思うけど、少し経つと忘れてしまいそうです。ストーリーはないから、引き込まれなかったですけど。著者はドラマの時代考証もしているので、この時代ではどうだったか、どうゆう食べ方をしていたか、リアルにしてくれているのです。
私がやりました ― 2023/11/10

「私がやりました」TOHOシネマズシャンテ
有名プロデューサーが自宅で殺された。疑われたのは売れない新人女優のマドレーヌ(ナディア・テレスキウィッツ)。身を守る為に撃ったと主張し、親友で駆け出しの弁護士ポーリーヌ(レベッカ・マルデール)と共に法廷へ。感動的なスピーチで無罪を勝ち取る。悲劇のヒロインとして、注目されたたマドレーヌはスターの階段を登り始める。ところが、プロデューサーを殺したのは自分だと、オデット(イザベル・ユペール)が、2人の前に現れる……。
クライム・コメディ、まだ女性に選挙権がない時代。クラシックな映画の雰囲気が良かったです。でも役を得る為には、言う事を聞けみたいなプロデューサーって、つい最近のme too運動の事件みたいです。
主役の2人が、美しかったです。マドレーヌの恋人は頼りない気もするけど、女たちのしたたかな駆け引きが面白かったです。
★★★★☆ 4
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