マルタのことづけ2014/11/14

マルタのことづけ
「マルタのことづけ」 シネスイッチ銀座
舞台はメキシコ。家族も友だちもなく孤独な生活を送っていた女性クラウディア(ヒメナ・アラヤ)は、ある日、4人の子どもを持つ40代のマルタ(リサ・オーウェン)と病院で知り合う。マルタの自宅に招かれたクラウディアは、騒がしい家族にとまどうのだが、次第に親交を深めていく。しかし、マルタは不治の病であることを知る…。
監督の実体験がベースとなっている。全部が実話というわけじゃないだろうけど、マルタの実の娘が次女役で出演しているそうです。監督の名前は、主人公と同じクラウディアだから、マルタとの出会いを通して、希望を見出した監督が、マルタのことをとどめておこうと思って、この映画を作ったのかなと思いました。不治の病ものといってもお涙ちょうだいといというのではなく、感動を押し付けてこない映画でした。ドライなところもあって、大泣きするすようなシーンはなかったです。一番興味を持ったのは、メキシコの一般家庭の様子ってこんなんだろうなぁということです。病気にならなければ、マルタを中心にして、にぎやかな生活が続いていたことでしょう。

★★★☆☆ 3

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