美女と野獣2014/11/08

美女と野獣
「美女と野獣」 TOHOシネマズスカラ座
バラを盗んだ父のかわりに、野獣の城に閉じ込められた美しい娘ベル(レア・セドゥー)。しかし、城の主の野獣(ヴァンサン・カッセル)は毎夜ディナーに来るように言われたこと以外、特に強要してこない。やがてベルは恐ろしい野獣の下にある、真実の姿と、過去の出来事を解き明かしていく…。
多くの人がディズニーアニメやファンタジーとして、この話を知っていると思いますが、この映画は1740年に書かれたヴィルヌーヴ夫人版を原作としています。大きな流れは似ているのだけど、設定は違っています。父親思いの娘ベル、野獣の本当の優しさに気づき、恋に落ちるということは共通です。アニメのように、ベルに求婚する嫌味なガストンも出てこないし、召使いたちは、魔法で姿を替えられていませんでした。
ベルは6人兄弟の末っ子で、そういうところも、そうなんだぁと思ったりしました。
目を引くのは煌びやかな衣装や宝飾品です。ヘアスタイルもキッチリとセットされているベル。ファンタジーだからいいんですけどね。レア・セドゥーは「アデル、ブルーは熱い色」のボーイッシュな雰囲気とは打って変わって、美しかったです。次回の「007」に出演するらしいです。
ヴァンサン・カッセルが元王子で野獣なんだけど、見る前はおじさんすぎないかと思ったけど、見たら違和感はなかったです。監督が「ジェヴォーダンの獣」のクリストフ・ガンズだから、ヴァンサン・カッセルとまたコンビです。

★★★☆☆ 3+