実家ごはん・天ぷら、冷やし中華2018/07/17



お墓まいり、実家へ行って、夜は天ぷらをいただきました。緑のは、青じそです。他、エビ、みょうが、しいたけ、さつまいも、もずく、ししとうでした。


昼ごはんは、冷やし中華。ササッと作ってくれました。

グッバイ・ゴダール!2018/07/19


グッバイ・ゴダール!

「グッバイ・ゴダール!」 新宿ピカデリー
パリの大学で哲学を学ぶ19歳のアンヌ(ステイシー・マーティン)は、天才監督ジャン=リュック・ゴダール(ルイ・ガレル)と結婚。彼の監督作「中国女」の主演を務める。初めての経験や、ゴダールとの甘い生活、刺激的な毎日。一方、パリの街ではデモ活動が日ごとに激しさを増し、ゴダールも次第に革命に傾倒していく。
ゴダールの2番目の妻で、アンヌ・ヴィアゼムスキーの自伝的小説を映画化。
この映画の中では、ゴダールは変人っぽく描かれていました。子どもっぽいところもあるし、若い妻に対して、嫉妬深くて困ったりします。
監督は「アーティスト」のミシェル・アザナビシウスだったし、「あの日の声を探して」も見ていたので、そういう作風かと思ったら、ちょっと違っていました。
ゴダールのことを描いた話のせいか、ヌーベル・ヴァーグの映画みたいな撮り方でした。
主役のステイシー・マーティンは、キュートで魅力的でした。ヌードのシーンも結構あったけど、エロくなくてかわいらしかったです。ルイ・ガレルまで、裸をさらす必要性はあったのかなぁと思ってしまいました。
パリの中で学生を中心にしたデモ活動が、そんなに激しかったのかと勉強になりました。日本でも学生運動が盛んだったことは有名だけど、実際にはよく知らないです。そういえばヨーロッパの他の国でも、映画の題材になっていたように思います。中国だったら文化大革命の頃に重なっているような気がします。
ゴダールは、天才だと思うけど、一緒に暮らすのは、大変と感じました。

★★★☆☆ 3+

野口哲哉 中世より愛をこめて2018/07/20


野口哲哉 中世より愛をこめて

野口哲哉 「~中世より愛をこめて~ From Medieval with Love」 
ポーラミュージアムアネックス 銀座 入場無料

表情豊かな鎧姿の人物を制作している野口哲哉氏の個展です。
鎧兜姿の人形が中心ですが、不思議な佇まい、ユーモアと哀愁があって、面白かったです。



絵もあります。どこかで見たことのある絵が、鎧兜を着た人になっています。
フェルメール風、レンブラント風もありました。

稲庭うどんと贅沢めし2018/07/21



前の会社の同僚と会って、お散歩。コレド室町へ行ってまたデジタル花火を見る。金子半之助の店へ。同僚は天ばら、私は贅沢めし(海鮮丼)。美味しい。


劇団創立70周年記念公演 松竹新喜劇2018/07/22


松竹新喜劇

「劇団創立70周年記念公演 松竹新喜劇」 新橋演舞場
創立70周年だそうで、出演している人は年配な人が多いけど、創立当時はまだ生まれていないくらい長く続いているのですね。
昔のフィルムも流れました。劇団も紆余曲折がありながら、スターも出たり、テレビでも活躍したようです。高齢の小島慶四郎さんは急なギックリ腰で、出演していませんでした。味のあるうどん屋のおやじ役だったみたいなので、残念です。
関西が舞台で、懐かしい感じのストーリーが多いです。人情喜劇です。
「人生双六」はまさにそうでした。「峠の茶屋は大騒ぎ」は久本雅美さんが活躍する時代劇でした。
松竹新喜劇は3回目の観劇です。前回は「松竹新喜劇 新秋公演」でした。

恋人と呼ばせて2018/07/23


恋人と呼ばせて

「恋人と呼ばせて」 メアリ・H・クラーク 新潮文庫
検事補のケリーは、交通事故にあった娘を連れていった診療所の待合室で、信じられない光景を目にした。診察室から出てきた女性が、十年前に関わった事件の被害者そっくりだったのだ。翌週にも、同じ顔の別人が来ていて、整形外科医が、同じ顔を作っているのか、疑問に思い始める。十年前の事件について、調査を始めると、刑務所に収監されている犯人とされる被害者の夫は、無実の可能性が浮かび上がってくる……。
ケリーの元夫が弁護している脱税事件や、高価な美術品の泥棒、ケリーの娘への脅迫など、いろいろな事件が関わり、複雑になっているのですが、だんだん話がつながっていきます。メアリ・H・クラークの小説の主人公はだいたいが、頭脳明晰な美女のような気がします。最後に出てくる意外な犯人というもパターンなので、登場人物のうち、どれが犯人なんだろうと、疑って読んでしまいます。
日本の小説と違って、複雑な人間模様が、ちょっと面倒に思うこともあります。どれが誰だったのか、名前の呼び方が愛称になったりして混乱します。

未来のミライ2018/07/24


未来のミライ

「未来のミライ」 TOHOシネマズ日比谷
小さな庭に小さな木の生えた、小さいけどおしゃれな家に暮らす4歳のくんちゃんは、生まれたばかりの妹に両親の愛情を奪われ、戸惑いの日々を過ごしていた。そんな彼の前にある時、学生の姿をした少女が現れる。彼女は、未来からやってきた妹ミライだった。ミライに導かれ、時を越えた冒険に出たくんちゃんは、かつて王子だったという謎の男や幼い頃の母、青年時代の曽祖父など、不思議な出会いを果たしていく。
思ったよりも、短くてシンプルな話でした。未来からきたミライちゃんと、いろいろ冒険があるのかと期待していたら、ミライちゃんはそれほど出てこなかったです。
家族の過去や未来を見て来るくんちゃんの成長の物語。その不思議な現象については説明もなかったです。声優陣は豪華でした。上白石萌歌、黒木華、星野源、麻生久美子、宮崎美子、役所広司、福山雅治。
短編連作のようにいくつかのパートがあり、くんちゃんの現在の生活が間に描かれています。くんちゃんはかわいらしかったです。鉄道オタになる可能性大。
未来の駅の様子が、面白かったです。おそらく東京駅だと思うけど、あんな感じになるのかなと。
SFアドベンチャーと思って見ると半端な感じだし、「バケモノの子」のようなのを期待するとパワー不足ですが、それなりに楽しめました。

★★★☆☆ 3+