アメリカン・アサシン2018/07/01


アメリカン・アサシン

「アメリカン・アサシン」 TOHOシネマズ市川コルトンプラザ
無差別テロ事件で恋人を殺された青年ミッチ・ラップ(ディラン・オブライエン)は、テロリストへの復讐を誓う。潜在能力を高く評価されCIAの対テロ極秘スパイチームにスカウトされたミッチは、元ネイビーシールズの鬼教官ハーリー(マイケル・キートン)のもとで過酷な訓練を積み、現場へ出ることになる。核兵器テロを阻止するためヨーロッパへ向かったミッチは、テロリスト“ゴースト”(テイラー・キッチュ)に翻弄される……。
普通に楽しめるアクション映画でした。主演のディラン・オブライエンは、「メイズ・ランナー」の時はまだ少年っぽさがあったけど、しっかり大人になっていました。上官の命令を無視して、敵を追いかけます。あんまり従順な主人公はいないか。
愛する人を失って、CIAにスカウトされるまでに、自分を鍛えあげちゃう。生意気だけど、実力があります。プルトニウムが盗まれて、危機を回避するために、活躍。なんだか、どっかで聞いたことがあるような王道なスパイアクションかも。
違っているところもあるけど、ネタバレになりそうなので、やめておきます。

★★★☆☆ 3+

スモークサーモンのレモンクリームパスタ2018/07/02



“マザーリーフ”のスモークサーモンのレモンクリームパスタ。休日出勤で、ランチで食べました。ミントとレモンが効いていてさっぱりして良かったです。ワッフルが付いています。アイスティーと一緒に。

ブリグズビー・ベア2018/07/03


ブリグズビー・ベア

「ブリグズビー・ベア」 ヒューマントラストシネマ渋谷
外の世界から隔絶された小さなシェルターで、両親と3人だけで暮らす25歳のジェームス(カイル・ムーニー)。子どもの頃から毎週届く教育ビデオ「ブリグズビー・ベア」を見ることが、一番の楽しみだった。そんなある日、警察がやってきて、世界が一転する。実はジェームスは赤ん坊の頃に誘拐されて、両親だと思っていた2人は誘拐犯だったことが判明。ジェームスは生まれて初めて外の世界に連れ出され、“本当の家族”と一緒に暮らすことになる。新しい生活になかなか馴染めず、「ブリグズリー・ベア」の続きを追い求める……。
思いの外、心温まる話で、笑いもいっぱいあって良かったです。オタク青年のように成長してしまった主人公だけど、そんな彼を受け入れて一緒に楽しんでくれる仲間ができます。周囲の人が彼のために、努力してくれるし、彼も良い人だし、昔の両親のことを憎むこともないのです。誘拐犯だった父は「スター・ウォーズ」のルーク・スカイウォーカーだったマーク・ハミルが演じています。映画を見たらブリグズビー・ベアのTシャツが欲しくなることでしょう。ちょっとチープで愛嬌のある着ぐるみのブリグズリー・ベアがジワジワきます。一般的なことを知らないジェームズのギャップに笑い、その独創性が見ていて楽しかったです。

★★★★☆ 4+

野心のすすめ2018/07/04


野心のすすめ

「野心のすすめ」 林 真理子・著 講談社現代新書
「やってしまったことの後悔は日々小さくなるが、やらなかったことの後悔は日々大きくなる」をモットーとする作家・林真理子。
中学時代はいじめられっ子、その後もずっと怠け者だった自分が、なぜ強い野心を持つ人間になったのか。
就職試験に落ち続け、どん底のアルバイト生活時代。「ルンルンを買っておうちに帰ろう」でデビューし、テレビに出る有名人となるも、バッシングを受けながらも、向上していった経緯を語る。
林真理子さんがよくテレビに出ていたのを記憶している人も多いと思うけど、若い人はあまり知らないかもしれないですね。
直木賞を始め数々の文学賞を受賞、NHK大河小説の原作者でもあり、マルチに活躍しています。野心を持っていたからこそ、人生が変わっていったということもあるけど、そこには努力と才能ももちろん必要ですよね。何より、小説もエッセイも面白いです。あっという間に読めて楽しめます。
この本を読んで思ったのは、最近は野心を持っている人が少ないです。低めで安定していればそれで良いと思ってしまう人が多いです。負けず嫌いも必要ですよね。いつか見返してやるという精神が、人を向上させていくこともあります。このままでいいやでは、景気もよくならないかも。
林真理子さんは、思い込みも強くて、いつか必ずこうなっていくのだと信じているのがすごいし、実際に思ったものを手に入れています。すぐに変わることはなかなか難しいけど、この本から刺激をもらえます。

ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー2018/07/05


ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー

「ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー」 TOHOシネマズ日比谷 IMAX3D
帝国軍が支配する時代。自分の力だけで生き抜いてきたハン(オールデン・エアエンライク)は、銀河で一番のパイロットになるという夢を抱いていた。やがて宇宙に飛び出した彼は、チューバッカと出会う。そして、命がけの危険なミッションに巻き込まれていく……。
アウトローの天才パイロット、そんな男の若い頃はどうだっただろうと、想像するだけでも楽しいです。後に相棒となるチューバッカやミレニアム・ファルコン号とどのように関わっていくのか、ハン・ソロという名前についても、明らかになっていきます。いろいろ知るだけでも良かったです。ウディ・ハレルソン、ポール・ベタニーなどが脇をかためています。「世界一キライなあなたに」でキュートだったエミリア・クラークが、ハン・ソロの想い人でした。
スピード感ある、SFアドベンチャーでした。

★★★★☆ 4-

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス2018/07/06


ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス

「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス」 よみうりホール(試写会)
ライ・クーダーがキューバでセッションした地元の老ミュージシャンたちに声をかけて結成されたビッグバンド「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」。アルバムは世界的に大きな注目を集め、グラミー賞を受賞した。ヴィム・ヴェンダースが監督した音楽ドキュメンタリー「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」もヒットした。それから18年、本作では、グループによるステージでの活動に終止符を打つと決めた彼らの「アディオス(さよなら)」世界ツアーを追うとともに、彼らの歩んできた旅路、さらにメンバーの死にも迫る。
歌も演奏も素晴らしいし、おまけに曲を作ったりします。歌ってダンスもし、音楽が生活の一部として馴染んでいるキューバという国ならではの魅力があります。おじいちゃんたちのスーツ姿や帽子をかぶっているところも粋でかっこいいです。
いろいろなメンバーの語りや過去にもせまり、散文的にまとめられているけど、ちょっとだけ眠くなったところもありました。でもキューバ音楽の魅力にあふれているし、街中のカラフルな色あいもおしゃれで、キューバに興味を持ちます。

★★★★☆ 4-

海のいきものシリーズ特印 他2018/07/07



郵便番号制度50周年の小型印、海のいきものシリーズ第2集の特印。クラゲの絵です。ハートは、封筒の柄です。

調律師2018/07/08


調律師

「調律師」 熊谷 達也・著 文春文庫
交通事故で妻を亡くし、自身も大けがを負った後、ピアノの音を聴くと香りを感じるという共感覚「嗅聴」を得た鳴瀬玲司は、ピアノの調律師をしている。さまざまな問題を抱えたピアノ、あるいはその持ち主と日々接しつつ、いまだに妻を忘れられずにいた鳴瀬だったが、ある日、仕事で仙台に向かうことに……。
短編連作形式で、匂いで、ピアノのコンディションを理解するという不思議な感覚を持つ主人公。ピアノの鍵盤を叩くと良い香りが漂ってくると、調律もうまくいきます。不思議な話でした。調律が狂っているだけでなく、ピアノを弾く人に問題がある場合もあり、香りからその問題を推理していくようでした。調律師の仕事にどんなことがあるのか、興味深かったし、文章も読みやすくて、面白かったです。このまま、こんな感じで話がすすむのかと思うと、後半は違った展開になっていきました。

アーリーマン ダグと仲間のキックオフ!2018/07/09


アーリーマン ダグと仲間のキックオフ!

「アーリーマン ダグと仲間のキックオフ!」 TOHOシネマズ新宿 字幕版
まだ地球上にマンモスがいた太古の時代。少年ダグ(声:エディ・レッドメイン)は、部族の仲間とブタの相棒ホグノブ(声:ニック・パーク監督)と一緒に、小さな谷間で平和に暮らしていた。しかし、谷で採れる青銅を狙うブロンズ・エイジ・シティの暴君ヌース卿(声:トム・ヒドルストン)に、故郷を追われてしまう。ダグたちは故郷を取り戻すため、ブロンズ・エイジ・シティで崇拝されているサッカーと呼ばれるスポーツでヌース卿に対抗しようと、チームを作って特訓に励む……。
「ウォレスとグルミット」「ひつじのショーン」シリーズを生み出したアードマン・アニメーションズのニック・パーク監督のストップモーションアニメ。
ワールドカップでサッカーが盛り上がっている時で、良いタイミングだと思いましたけど、肝心のサッカーの試合のシーンは、思ったよりもあっさりしていました。
マンチェスター・ユナイテッドとレアル・マドリードを意識してチームにしているのだと思うけど、展開は想像通りに進みました。アードマン・アニメーションズ作品は好きです。今までの作品は家の中のインテリアが凝っているのが良かったけど、今回は自然の中だったので、やや不満でした。それに、途中はちょっと眠くなってしまいました。
吹き替え声優が誰だったか調べていかなかったので、「ファンタスティック・ビースト」のエディ・レッドメインや「マイティ・ソー」のロキ役、トム・ヒドルストンとかだったのでびっくりしました。豪華でしたね。

★★★☆☆ 3-