若菜摘み 立場茶屋おりき72020/12/03



「若菜摘み 立場茶屋おりき」 今井 絵美子・著 ハルキ文庫
シリーズ第7弾。品川宿の近江屋のお登世が、里帰りしてきた。お登世の様子から、婚家先で、何か大きな事件に巻き込まれたに違いないとふんだ岡っ引きの亀蔵は、立場茶屋「おりき」の女将に、さりげなく探ってほしいと頼む。
女将おりきのもとで、働いているものが、本当に家族のように助け合っています。
女将は、いわば社長で、旅籠と茶屋、そしてお蕎麦屋も任せてはいるけど、同じグループ会社という感じかな。その蕎麦屋で、父子でやってきたお客さんが、まだ幼い男の子を残して、そのまま戻ってこない。そういう時でも、面倒をみてあげようと考えるところが、心が広いです。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
3+2=

コメント:

トラックバック