ヘイトフル・エイト2016/02/23

ヘイトフル・エイト
「ヘイトフル・エイト」 GAGA試写室(試写会)
賞金稼ぎのマーキス(サミュエル・L・ジャクソン)、同じく賞金稼ぎのジョン(カート・ラッセル)、ジョンが連行している1万ドルのお尋ね者デイジー(ジェニファー・ジェイソン・リー)、新任保安官のクリス(ウォルトン・ゴギンス)が駅馬車に乗り合うことになる。吹雪を避けるためにロッジにたどり着くが、そこには先客がいる。そこで起こる殺人事件。デイジーを救うために、誰かがグルなのか、クセ者ばかりが集い、誰もが怪しい。疑心暗鬼になっていき、お互いを探り合う…。
密室殺人が中心かと思ったら、ロッジにたどり着くまでも、緊張感あふれる駆け引きがありました。タランティーノ監督好みの個性的な男たちと、それに負けない強情な女性。誰が何を企んでいるのか、過去の因縁も絡み合って、緊張感あふれてました。先が読めないドキドキです。章立てになっていて、本を読んでいるように展開し、スピードがアップしていきます。しかし、かなりの血みどろな映画でもありました。善良な人がほとんどいないのです。クセありすぎですが、そこがタンランティーノ節満載です。
168分と長尺ですが、飽きずに楽しめました。R18+というのに納得です。同じタランティーノ作品で西部劇なら、私は「ジャンゴ 繋がれざる者」の方が好みかな。

★★★★☆ 4

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