愛しき人生のつくりかた2016/02/01

愛しき人生のつくりかた
「愛しき人生のつくりかた」 Bunkamuraル・シネマ
3人の息子を育てあげ、夫に先立たれたマドレーヌ(アニー・コルディ)。夫の葬式後に、一人暮らしを心配した息子たちから、老人ホームに入れられてしまう。ホテルで夜勤のアルバイトを始めた孫のロマン(マチュー・シピノジ)は、しょっちゅう会いに来てくれるものの、マドレーヌは、ふと自分の人生を振り返り、黙ってパリから姿を消してしまう。
ロマンの父でマドレーヌの息子のミシェル(ミシェル・ブラン)は、定年退職し、熟年離婚の危機。祖母を心配したロマンは、少ないヒントから、祖母の生まれ故郷ノルマンディーへ捜しに行く…。
祖母、父、孫と3つの世代の話で、それはまさに人生を表しているような気がしました。出会いや恋愛などのういういしい若者、中年の夫婦の悩み、人生をふりかえる晩年。祖母のマドレーヌは魅力的です。孫のロマンはおばあちゃん子で、おばあちゃんにとっても優しくて、腕を組んで歩いたりします。親に対しても日本みたいにつっけんどんな態度をとらないです。1人で暮らすのが心配なら、息子夫婦の家に引き取るということはないのかなぁと、わりと広い家に見えたし、おばあちゃんは、ボケているわけじゃないし。ミシェルの奥さんは、ダンナさんを愛してはいるのだけど、突き放してしまうのとか、ところどころフランス式な考え方なのかなぁと思いました。
パリの街もノルマンディーの自然豊な風景も美しかったです。パリに行った時のことを思い出しました。墓地や郵便局行きました。行ったところとは違ったけど、雰囲気は共通していました。
監督は俳優でもあるジャン=ポール・ルーブ。ロマンの職場のホテルの主人役で出演もしています。フランスが好きな人におすすめです。オープニングとエンディングを含めて昔のフランス映画っぽいです。

★★★★☆ 4

竹光始末2016/02/02

竹光始末
「竹光始末」 藤沢 周平・著 新潮文庫
一家の糊口を凌ぐために刀を売り、竹光を腰に仕官の条件である上意討へと向う浪人『竹光始末』。口喧しい女房を尻目に、藩の危機を未然に防ぐ『恐妻の剣』他。全6編の短編集。
この時代の普通のお侍さんたちの、生活もなかなか大変です。仕官先を探しながらも、女房子どもを食べさせていくため、大切な剣を売らないとならないとか。現代にも通じるサラリーマンのようなところがある。重要な仕事を遂行しつつも、家に帰ると強い奥さんに虐げられる。
時代小説は、歴史に名を残すような人ばかりではなく、普通の武士とその家族たちがいて、その中でも苦労や喜びがあって、日々の生活があると思わせてくれました。短編なので、主人公の性格がわかってきたと思うと、終わってしまって、また違う人の話になってしまうのが、物足りなさを感じました。

カフェマメヒコ2016/02/03



渋谷“カフェマメヒコ”へ。ちょっとわかりにくい場所にありますが、混んでいます。
行列ではないけど、常に待っている人がいて、お客さんは若い人が多いです。


酸味強めのコーヒーでした。食事もあるようで、隣りの人はとんかつ定食を食べていました。

ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります2016/02/04


ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります

「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」 シネスイッチ銀座
ニューヨーク・ブルックリンのアパートメントの最上階5階に若い頃から暮らしている画家のアレックス(モーガン・フリーマン)と妻のルース(ダイアン・キートン)。眺めも日当たりも良く、気に入っているが、エレベーターがないため、年齢的に厳しくなってきている。家を売ることを検討し、内覧会を開くことにする。次々と内覧会の客がやってきて、自分達もエレベーターのあるアパートを内覧する。愛犬の病気や、近所でテロ騒動もあり、めまぐるしく決断を迫られる…。
ニューヨークの不動産事情や暮らしぶりがわかる映画でした。夫妻の部屋はとても素敵です。屋上もあって、プチ菜園を作っていたり、眺めも良かったです。乗り気な妻に対し、本当は部屋を売りたくないアレックス。現在の夫婦の話だけじゃなく、過去の思い出がよみがえります。愛着もあるし、夫婦の歴史がある部屋だとわかります。

モーガン・フリーマンとダイアン・キートンの若い頃を演じるのはこのお2人。出会いの時もあります。家族の反対もあったけど、2人でいろいろな困難を乗り越えてきたし、今でもラブラブという感じでした。
忘れてはいけないのは、愛犬ドロシーがすごい名演。病院で検査を受けたり、弱っているところとか、演技なんだろうなぁ。かわいかったです。
でも友人との食事会とか開いていて、早口で話しているところが多くて、ちょっとウトウトしてしまいました。自分が疲れていました。

★★★☆☆ 3

ミートドリア2016/02/05



錦糸町の“パステル”へ。友達と。サラダセットにしてサラダを食べてからの、


温泉卵とベーコンのクリームミートドリア。

かぼちゃ弁当2016/02/06

最近はお弁当を持って行ってないけど、残りものを詰めた久しぶりのお弁当。肉も魚もなしです。
味玉子は、かなりの半熟なので、あえて切らずに入れています。

バジルチキンのオープンサンド2016/02/07

バジルチキンのオープンサンド
“マルノウチリーディングスタイル”のカフェにて。
バジルチキンとたっぷり野菜のオープンサンドです。
食べにくいけど、おいしかった。

豚しゃぶ2016/02/08


肉が当たりました

東海漬物“こくうまキムチ”で「霧島山麓SPF豚肉」が当たりました。豚ロース600gです。

豚しゃぶ

実家でしゃぶしゃぶにして食べました。キャベツ、しいたけ、にんじん、ネギ、白いのはきりたんぽが切って入っています。他になるとや餃子の皮も入れて、しゃぶしゃぶしていました。

明太チーズ石焼ビビンバ2016/02/09

明太チーズビビンバ
ソラマチのフードコート(タベテラス)にある“VIVAけなりぃ”の明太チーズ石焼ビビンバを食べました。熱々でハフハフして食べました。

ピアフ2016/02/10

ピアフ

「ピアフ」 シアタークリエ
大竹しのぶさんがエディット・ピアフを演じ、その半生を舞台化したもの。有名なシャンソン歌手のエディット・ピアフは貧民街の生まれで、路上で歌って生活をしていました。ナイトクラブのオーナーに見いだされ、歌手として花開いていくが、第二次世界大戦、最愛の恋人の死、自身の交通事故、モルヒネ中毒、壮絶な47年の生涯ででした。
女優のマレーネ・デートリッヒとは親友で、イヴ・モンタンを世に出した人としても有名です。音楽の才能を見抜くことにも秀でていたのだと思います。多くの歌手を有名にしています。
「ばら色の人生」「愛の讃歌」「水に流して」など、今も残る名曲の数々があります。舞台では日本語で歌ってくれているので、歌詞がわかって、彼女の生涯との結びつきを感じました。
大竹しのぶさんの歌も良かったし、他のキャストがいろいろな役を演じて、洗練された舞台でした。
小柄で黒いドレスとハイヒールの本物のピアフの姿が、重なってきました。


前から持っていたエディット・ピアフとイヴ・モンタンのポストカードです。
イヴ・モンタン若い!