カプチーノはお熱いうちに2015/10/22

カプチーノはお熱いうちに
「カプチーノはお熱いうちに」 シネスイッチ銀座
南イタリアのレッチェのカフェで働くエレナ(カシア・スムトゥニアク)は、友人の恋人アントニオ(フランチェスコ・アルカ)に反発していたのだが、いつのまにか強く惹かれあうようになる。13年後、エレナはゲイの親友ファビオ(フィリッポ・シッキターノ)と始めたカフェが成功し、結婚したアントニオとの間に2人の子どもがいた。そんなエレナは病いに冒されいることがわかる…。
家族や恋人たちに起こる、様々な出来事、シリアスな病気の話でもあるのだけど、イタリアらしく明るさがありました。
前半は恋愛が中心です。イタリアの若者の恋愛事情は、かなり動物的なような気がしました。驚きも多いし、理解し難いけど、グイグイと魅せます。
原題は「シートベルトを締めてください」というような意味らしいのです。「カプチーノはお熱いうちに」というタイトルから想像すると、ギャップのある内容でした。13年後の話も、過去の出来事も振り返られたり、構成が凝っています。ウマいです。
陽気だけど、過酷な現実、人生の機微を鮮やかに描いてみせるフェルザン・オズペテク監督は注目です。前作「あしたのパスタはアルデンテ」も良かったです。
主役のエレナがきれいで知的な感じです。夫となるアントニオより、ゲイ役のファビオの方が私は好みです。アントニオはフェロモンがダダもれています(笑)。しかし、海がきれいだったなぁ。

★★★★☆ 4+

空の中2015/10/23

空の中
「空の中」 有川 浩・著 角川文庫
日本初の超音速ジェット機の試験飛行中、高度2万メートルで爆発炎上。その後、自衛隊機が再び同じ場所で事故に遭遇。事故調査委員会の春名は、同じ場所を飛んでいて、生き残った自衛隊員を訪ねる。高度2万メートルに再度行って、遭遇したのは巨大な未確認の知的生命体。その頃、高知の高校生が、海で謎の生き物を拾う…。
何かわからない生命体は、携帯電話を通して、会話ができて意思の疎通ができるようになります。2つの物語が同時に進行し、事故の調査と、生命体との交渉や触れ合いがあります。「図書館戦争」や「空飛ぶ広報室」の有川浩さんなので、SF的な側面と恋愛が絡んでいるところが面白かったです。高知の方言がすごくいいのです。

マジック・マイクXXL2015/10/24

マジック・マイクXXL
「マジック・マイクXXL」 丸の内東映
伝説のダンスパフォーマー、マイク(チャニング・テイタム)が引退してから3年。小さいながらも家具の製造販売の経営者となっていた。かつての仲間に呼び出されたのをきっかけに、最後のダンスコンテストに一緒に出場することを決意。会場へ向かう道中では様々なトラブルが勃発、鍛え抜かれた肉体美で困難を乗り越えていく…。
「マジック・マイク」の続編。1作目はスティーブン・ソダーバーグ監督だったが、今回は製作総指揮。監督はグレゴリー・ジェイコブズ。
風景、会話、パフォーマンスが、いかにもアメリカという感じ。日本人ではこんなにかっこよく洗練されたパフォーマンスはできないと思えます。
1作目が面白かったですが、こちらも悪くないです。でも、1作目のマシュー・マコノヒーやイケメンのアレックス・ペティファーが出ていないのはとても残念だなぁ。アンディ・マクダウェルを久しぶりに見た。そういえばソダーバーグの「セックスと嘘とビデオテープ」に出ていたのだっけ。ジェニー・デップの妻・アンバー・ハードも出てました。タイトルの“XXL”はどういう意味なんだろう。

★★★☆☆ 3+

生ガキ 他2015/10/25


生がき

銀座のレストランバー“ST.SAWAIオリオンズ (セントサワイ オリオンズ)”へ連れて行ってもらいました。生ガキ大好きです。


ノンアルコールドリンクのシャーリーテンプル。カボチャの煮物がお通し。


チリコンカーニ。


和牛ステーキ。手前の丸いのはジャガイモです。

他にも食べたけど、写真を撮っていなかったです。

場所を移動して“椿屋珈琲店”で、カフェオレ。


実家めし・さつまいもごはん2015/10/26

さつまいもごはん
さつまいもの炊き込みごはん。ナスの味噌汁。から揚げ、焼き鮭、ゴボウとにんじんと茎わかめの煮もの、生野菜でした。おいもが甘かったです。

海賊じいちゃんの贈りもの2015/10/27

海賊じいちゃんの贈りもの
「海賊じいちゃんの贈りもの」 角川シネマ新宿
おじいちゃんの誕生日を祝うために、スコットランドの家に集まった家族。ロンドンからやってきたアビーとダグ夫妻(ロザムンド・パイク、デビッド・テナント)は別居中で、離婚寸前。3人の子ども達も気づいているが、両親からは一緒に住んでいることにするように言われている。おじいちゃんと同居の伯父夫妻も問題を抱えてクセもの揃い。大人の都合で振り回されている子どもたち、同じくいがみ合ってばかりの息子たちにうんざりしているおじいちゃんは一緒に浜辺へ出かける。かけがえのない時間を過ごすが、そこで悲劇が勃発。子どもたちがおじいちゃんのためを思ってしたトンデモナイ行動が大騒動を巻き起こす。
純真無垢な子どもたちゆえにとった行動が、家族を窮地に陥れ、それが逆に困難を乗り越えるというような話でした。全体的に笑えてハートウォーミングな話になっています。でも、それでいいのかと説得力にはちょっと欠けるかもしれません。面白いけど、惜しいです。
子役の演技は達者すぎます。一番下の女の子がこましゃくれてて、かわいいです。スコットランドの自然が雄大でした。

★★★☆☆ 3+

キッシュセット2015/10/28

キッシュセット
新宿で映画見た時に“Treats & Co.(トリーツアンドカンパニー)”というお店で食べたキッシュセット。サラダがお皿から落っこちそうなほどにてんこ盛りでした。手前の丸い器に入っているのはリンゴゼリーです。その左側のミルクピッチャーにはドレッシングが入っています。写真にはないけど、コーンスープ付きでした。

アデライン、100年目の恋2015/10/28

アデライン、100年目の恋
「アデライン、100年目の恋」 新宿ピカデリー
サンフランシスコで暮らす美女ジェニー(ブレイク・ライブリー)は、ホテルの年越しパーティで知り合った青年エリス(ミキール・ハースマン)と出会い積極的にアタックされる。ジェニーはエリスに誘われ、彼の実家を訪れる。エリスの父親ウィリアム(ハリソン・フォード)は、初対面のはずのジェニーを見た途端に驚愕し、彼女をアデラインと呼びかける。それは、ウィリアムが若い頃に愛した女性の名前だった。29歳の姿のまま、年をとらなくなった女性を主人公にしたファンタジックなラブロマンス。
ブレイク・ライブリーが本当に美しくて、うっとり見てしまいます。ファッションもスタイルも完璧です。
設定は違うけど、映画の雰囲気はブラッド・ピットの「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」みたいに私には思えました。こんなに美しいままずっと生きられるなんて人からはうらやましがられそうだけど、周りの人は変に思うし、長く関係を続けられずに、初めから深く関わらない生活を繰り返しています。どうしてそうなったのかという説明もあるのだけど、ファンタジーなんで現実味はないです。ハリソン・フォードは思ったよりもいっぱい出ていました。話は都合よすぎる気もしないでもないけど、楽しめました。女性同士で見に行くのにオススメです。もちろん男性も見てください。

★★★★☆ 4-

ゆめつげ2015/10/29

ゆめつげ
「ゆめつげ」 畠中 恵・著 角川文庫
江戸は上野の小さな神社で神官を務める、のんびり屋の兄・弓月としっかり者の弟・信行。弓月は、夢に入って過去や未来を見る“夢告”ができるのだが、あまりあてにならない。何を見込まれたのか、生き別れになっている大店の一人息子の行方を見てほしいという依頼を受ける。礼金をもらえるというので、弟と供に出かけるが、事態は思わぬ方向に…。
能力はあるのだけど、なかなか難しいようで、簡単には結果が出ません。命の危険も訪れます。謎解きやスリルもあり、兄弟がお互いを大切に思っていることが伝わるのは良かったです。でも、最後があっけなく終わってしまったような気がしました。

3品デリ2015/10/30

“Cafe&Meal MUJI”の選べる3品デリ。味噌汁プラス。
仕事で帰りが遅くなっちゃった時によく行きます。