ヴァニラのスフレ2015/09/01

スフレ
三菱一号館美術館へ行った後に、丸の内新丸ビルの“アフタヌーンティー”のヴァニラのスフレを食べました。スフレのあるお店は限定されているので、つい頼んでしまいますね。コンフィチュールとホイップクリームが添えてあり、あったかい焼き立てのスフレにのせて食べます。ふわふわなんで、あっという間に食べちゃいます。

テッド22015/09/02

テッド2
「テッド2」 TOHOシネマズ日本橋 字幕
言わずと知れた「テッド」の続編。ジョン(マーク・ウォールバーグ)と過激なテディベアのテッド(声:セス・マクファーレン)の仲良しコンビ。バイト先で知り合った彼女と結婚したテッドは、子どもが欲しいと思うようになるが、子どもを持つ為にも、人間であるということを証明しなければならなくなる。美人弁護士サマンサ(アマンダ・セイフライド)を雇い、法廷に乗り込む…。
すごい下品なんだけど、テッドの動きがいちいちかわいいのです。まずオープニングクレジットで、ミュージカル大作のような、みごとなダンスにヤラれます。内容はくだらなく、ありえないことだらけなんだけど、どうしてこんなに笑っちゃうんだろう。ずっとニヤニヤしてました。
豪華な出演陣。リーアム・ニーソンまで。そういえばセス・マクファーレン監督の前作「荒野はつらいよアリゾナより愛をこめて」に出演していたね。モーガン・フリーマンやアマンダ・セイフライドとお得感があります。
マーク・ウォールバーグがこの役にあっていますね。前作「テッド」も好きだけど、今作品も楽しかったです。テレビじゃ放送できないようなセリフがいっぱいあるから、15歳以上の大人の皆さんは劇場で見てね。

★★★★☆ 4+

どちらかが彼女を殺した2015/09/03

どちらかが彼女を殺した
「どちらかが彼女を殺した」 東野 圭吾・著 講談社文庫
最愛の妹が自殺の偽造を施されて殺害された。愛知県警に勤務する兄の康正は、警察には自殺と信じ込ませて、復讐のために独自の現場検証をして、犯人に肉迫していく。2人の容疑者が浮かび上がる。妹の親友と妹の元恋人のどちらかが犯人。しかし、練馬署の加賀恭一郎も、犯人に迫り、康正の真意に気がついていた…。
いただいた本で、知らずに読み始めたら、加賀恭一郎シリーズでした。シリーズがは数冊しか読んでないですが、ドラマや映画の影響で、読んでいて阿部寛以外は思い浮かばなくなっています。加賀刑事がどういう人物かわかっている安心感があります。
さて、この本は犯人の特定を読者にゆだねている形式になっています。2人に絞られるけど、実際はどちらが手をくだしたか、自分で推理できます。でも難しいです。単行本の時と違って、ヒントとなる文章が文庫版では削られているのだそうで、難度がアップしています。推理に自信のある方は、挑戦してみてはどうでしょうか?えっ?私ですか?うやむやのままです。

キングスマン2015/09/04

キングスマン
「キングスマン」 TOHOシネマズ錦糸町(試写会)
ブリティッシュスーツを華麗に着こなし、スパイ組織「キングスマン」の一員として活動しているハリー(コリン・ファース)。組織の一員が何者かに殺され、新人をスカウトすることになる。ハリーは、かつて命を助けてもらった同僚の息子のエグジー(タロン・エガートン)をキングスマンの候補生に抜擢する。一方、科学者の失踪事件が相次ぎ、その首謀者であるヴァレンタイン(サミュエル・L・ジャクソン)が、人類抹殺計画を企てていた。
表向きは高級テイラーですが実は最強のスパイ組織で、悪と戦っているのです。そして、スカウトされてきたエグジーの訓練と選抜テストが軸になっています。スカウトされてきたのは、女子も含めて9人いて、その中から1人だけがキングスマンになれるというもの。そのテスト内容がどれもよく考えられています。
コリン・ファースがスーツ姿で、スマートに戦うのが、かっこいいのだけど、いつしかエグジーが成長していることに気がつきます。
しかし、想像とは違うブッとんだ内容で、そこを面白いと思うかどうかで、好みがわかれるかもしれません。
アクション・シーンは同じくマシュー・ボーン監督の「キック・アス」のように、スタイリッシュですが、なかなかグロいのです。R15+になっています。デートで見るにはおすすめできません。
ドカドカと人が死んでいくのですが、なぜかポップな映像になっています。それは笑ってしまうくらいです。

★★★★☆ 4-

牡蠣カレー2015/09/05

牡蠣カレー
またランチに屋台村で買ってきました。牡蠣カレー辛口。
確かに結構辛かったです。野菜は家から持ってきたもの。

潮鳴り2015/09/06

潮鳴り
「潮鳴り」 葉室 麟・著 祥伝社
かつて俊英と謳われた豊後・羽根藩の伊吹櫂蔵は、役目をしくじりお役御免、“襤褸蔵(ぼろぞう)”と呼ばれ漁師小屋で貧乏な暮らしをしていた。ある日、家督を相続した腹違いの弟が切腹。藩の借銀にまつわることに責任をとったという。なぜか藩から弟と同じ新田開発奉行並として出仕を促された櫂蔵は、弟の事件を調べ始める…。
陰謀に巻き込まれた弟の無念を晴らすこともそうですが、一度落ちた花を再び咲かせようとする主人公・櫂蔵に感動しました。弟の汚名をそそぎ、一度堕ちた女・お芳を蘇らせたいと願うのです。酒を断ち、真摯に努力していきます。とても厳しかった義母とお芳との関わりも良かったです。最後は涙で字がぼやけてきました。

ナイトクローラー2015/09/07

ナイトクローラー
「ナイトクローラー」 ヒューマントラストシネマ渋谷
学歴やコネもなく、仕事にありつけないルイス(ジェイク・ギレンホール)は軽犯罪で日銭を稼ぐ日々。偶然通りかかった事故現場で映像撮影し、スクープをテレビ局に売っている会社があることを知り、自分を売り込んでみるが、断られる。ビデオカメラと警察無線を傍受する装置を入手して、自分も始めることにする。事件や事故現場に猛スピードで駆けつけ、悲惨な映像を撮影していく。過激な映像の方が高額な報酬を得られるので、さらなるスクープ映像を求めて、行動をエスカレートさせていく…。
映像を買ってくれるテレビ局のディレクターがレネ・ルッソ。狂気に駆り立てられていくジェイク・ギレンホールといい、キャスティングが抜群です。冒頭の夜のシーンから、色合いとかも良いです。美しいけど、不安な印象が漂っています。脚本家だったダン・ギルロイの初監督作品だそうだけど、センス良い映画でした。ルイスはまともな仕事にありつけないけど、頭が良く覚えが早いのです。不慣れなビデオカメラ撮影もコツをつかんでいくし、交渉も上手い。非道なこともするのだけど、家で鉢植えに水をあげたり、家事をしたりと、几帳面に生活をしていることが、対照的に映し出していきます。
ルイスの撮る映像は、日本だったら、ニュースでは流さないだろうと思えます。より過激な映像を求めてしまう視聴者にも、この狂気の責任があるのだろうと考えさせられます。非道だけど、最後まで惹きつけられました。果たして悪魔のような男の結末は…?それは意外な終わり方でしたねぇ。

★★★★☆ 4+

鬼おろし肉ぶっかけ2015/09/08

鬼おろし肉ぶっかけ
映画の前に“丸亀製麺”で、鬼おろし肉ぶっかけ(並)を食べました。
大根おろしが、粗削りで、肉ごぼうが濃いめの甘辛。期間限定みたい。
おいしかった。

ふてニャン2015/09/09

ふてニャン
週末に行ったショッピングモールにいました。
Y!mobile(ワイモバイル)のキャラクター、ふてニャン。
CMの猫に真似て作ったのかな。

先生と迷い猫2015/09/10

先生と迷い猫
「先生と迷い猫」 なかのZERO 大ホール(試写会)
元校長先生(イッセー尾形)は、堅物で偏屈で、近所でも浮いた存在。亡き妻(もたいまさこ)がかわいがっていたノラ猫のミイが毎日家にやってくる。気がつくと妻の仏壇の前に座っていたりする。妻のことを思い出してしまうので、追い払おうとするが効き目がない。ミイは、ご近所のあっちこちで可愛がられており、いろんな名前で呼ばれている。そんなミイがある日を境に、パタリと来なくなり、気になって探し始める。同じように探している人々との交流があり、いなくなって初めて大切なことに気がつく…。
共演は染谷将太、北乃きい、岸本加世子、ピエール瀧、嶋田久作。
主人公ともいえる三毛猫(ドロップ)が、とっても美猫でした。
日本家屋や自然もある住宅街。日本情緒があふれる町で、他にも猫がいっぱい出てきます。それで、どうなったの?と思うところもあるけど、その物足りない感じを含めて、味わい深い映画になっていて、私は気に入りました。
クライマックスもないし、劇的さもないけど、校長先生をめぐる数日間を眺めていることが、なんとも愛おしいかったです。そして、けっこう笑ってしまうのです。

★★★★☆ 4