チャッピー2015/06/03

チャッピー
「チャッピー」 丸の内ピカデリー2
南アフリカのヨハネスブルグでは、テトラバール社の開発した警察ロボットが配備されて、街の治安を守っていた。ロボット開発者のディオン(デブ・パテル)は、人工知能(AI)を独自開発し、スクラップ寸前の1台のロボットに密かにAIをインストールしようとする。しかし、その矢先にストリートギャングに誘拐されてしまい、AIをインストールして起動したロボットは、ギャングの下でチャッピーと名付けられ、ギャングとしての生き方を学ぶ。そして、ディオンのライバルでもある科学者ヴィンセント(ヒュー・ジャックマン)にチャッピーのことが知られ、チャッピーは追い詰められる。
監督が「第9地区」のニール・ブロムカンプというのは知っていて、「第9地区」が好きなんで、見に行きました。予告ではチャッピーというロボットの方にしか目がいっていませんでしたが、チャッピーを作るのは「スラムドッグ$ミリオネラ」のデブ・パテルで、上司はシガニー・ウィーバー、ライバルはヒュー・ジャックマンなんて、なんとも豪華でした。
チャッピーは生まれたばかりで、よろよろとしているところが何とも愛らしく、ギャングの女性ヨーランディが、ママとなって可愛がってくれるところが、なんとも気持ちがわかります。母性本能をくすぐるのでしょうね。絵本を読み聞かせたり、チャッピーが人形を抱いていたりと、本当にいかつい見た目と違ってかわいく見えてしまいました。「第9地区」で主演だったシャルト・コプリーがモーション・キャプチャーで演じているのですね。今回は顔は見えずに残念だけど、命の宿っている無垢なチャッピーを表現しています。舞台もヨハネスブルグというのも同じす。ところどころ笑えて、こんなわけないとは思うんだけど、私はかなり楽しめました。

★★★★☆ 4

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