セッション2015/05/01

セッション
「セッション」 TOHOシネマズ新宿
名門音楽学校に入学したニーマン(マイルズ・テラー)は、伝説の教師フレッチャー(J・K・シモンズ)の指導を受けることになり喜ぶ。しかし、容赦のないフレッチャーのレッスンはとどまることを知らず、次第に狂気に満ちていく…。
究極の師弟関係なのかもしれないけど、こんな指導を受けたら、誰もが挫折してしまいます。J・K・シモンズの怪演ぶりは、アカデミー賞助演男優賞に値するのはよくわかりました。一方ニーマンの練習や演奏も本当に殺気立っていてすごかったです。恋愛模様についてはあっさりとしていました。予告で別れを切り出すところはあったけど、実際はそんなにつきあっているって感じのシーンがなかったですね。私はオープニングでニーマンが夜の街を歩いているところが、音楽と映像がかっこよくて好きでした。その後は鬼教師とニーマンの関係に圧倒されるばかりでした。面白かったけど、追いつめられる気分を味わいました。

★★★★☆ 4

歌舞伎町でヒレカツランチ2015/05/02



TOHOシネマズ新宿のゴジラ。みんな写真を撮っています。


“にいむら”でひれかつを食べました。昔からあるお店です。
TOHOシネマズ新宿のおかげで、人の流れができて、お店も歓迎していることでしょう。いつもの歌舞伎町よりも、歩いている女性が増えて華やかになりました。

ホーンズ 容疑者と告白の角2015/05/02

ホーンズ 容疑者と告白の角
「ホーンズ 容疑者と告白の角」 なかのZERO 大ホール(試写会)
最愛の恋人メリン(ジュノー・テンプル)を殺され、その殺しの容疑をかけられてしまった青年イグ(ダニエル・ラドクリフ)は、絶望的な日々を過ごしていた。そんなある朝、目を覚ますとイグの頭に、角が生え始める。その角を見ると、人はなぜか真実を告白してしまうし、心にひそむ欲望をあらわにしたりする。とまどうばかりのイグだったが、角の力を使い、恋人殺しの真犯人をみつけようとする、果たして真実は…。
主演はハリー・ポッターシリーズのダニエル・ラドクリフ。胸毛とかはえちゃっていると、ちょっと昔のイメージと違ってきました。原作はスティーヴン・キングの息子のジョー・ヒルです。幼なじみたちの関係が重要で、恋人との出会いも小さい頃に、さかのぼります。誰もが怪しいし、親切に接してくれている友人や家族も本音を知ってしまうと恐ろしいです。
途中まではミステリアスで良い雰囲気なんだけど、だんだんB級映画っぽい感じが漂ってきます。蛇が嫌いな人は見るのがツラいと思います。私は平気でしたけど。
子ども時代を演じた子の方がみんなかわいかったです。
角を見て本音をぶちまけたり、欲望のままに行動しちゃったりするので、結構大人向きです。R15+でした。

★★★☆☆ 3

プレーン ジェリコ2015/05/03

コメダ珈琲のジェリコ
中野にも“コメダ珈琲店”があったので、試写会帰りに入ってみました。
コーヒーゼリーとアイスコーヒーを混ぜたものに、生クリームがのっているのを頼みました。ジェリコというメニューでした。期間限定メニューでチョコナッツ ジェリコというのもあったけど、私はプレーンをチョイス。
ミックスサンドは同行者が食べていたものです。私は映画の前にパンを食べたので。
中野で試写会があったら、また行ってしまいそうだなぁ。

シンデレラ2015/05/03

シンデレラ
「シンデレラ」 TOHOシネマズ日劇
母を病気で失ったエラ(リリー・ジェームズ)は、父の後妻である継母(ケイト・ブランシェット)とその連れ子のドリゼラとアナスタシアに「灰まみれのエラ」を意味する「シンデレラ」と呼ばれ、召使いのように扱われていた。ある日、耐えきれずに家を飛び出したエラは、森の中で城で働いているという青年キット(リチャード・マッデン)と出会う。実はキットは王国の王子で、エラのことが忘れられない。花嫁探しのために国中の未婚女性を招いた舞踏会を行われる…。
誰もが知っているシンデレラの話を、忠実に実写化しています。ケイト・ブランシェットが存在感抜群で悪役を演じ、魔法使いはヘレナ・ボナムカーターと豪華な配役です。監督は俳優でもあるケネス・ブラナー。
夢見る小さな女の子が見たら、本当にうっとりしちゃう映画です。主人公もきれいだったし、魔法をかけられて美しいドレスを纏うシーンが良いです。子どもだけじゃなく大人が見ても楽しめる映画でした。
宮殿を俯瞰で見るところは、カメラが上昇して行ってリアルでした。ダンスのシーンはぐるぐる回っている感じで、酔いそうです。大きいスクリーンで、前の方で見たせいかもしれません。臨場感がありました。

★★★☆☆ 3+

脳内ポイズンベリー2015/05/03

脳内ポイズンベリー
「脳内ポイズンベリー」 ニッショーホール(試写会)
駆出しの作家の櫻井いちこ(真木よう子)は、飲み会で出会った年下の青年・早乙女(古川雄輝)と偶然再会。
彼女の頭の中では、「理性」「ポジティブ」「ネガティブ」「衝動」「記憶」という5つの思考がせめぎあい、声を掛けるか否かで会議を繰り広げはじめる。その結果、早乙女を食事に誘ったいちこは彼の部屋にまで押しかける…。
すごい面白かったです。かなり笑えます。脳内の会議をするのが西島俊之さん、神木隆之介さん、吉田羊さんなど、それぞれに特徴がよく出ていて会議が面白いのです。それにアラサーの恋愛模様や、気持ちがうなずけるのです。若い男の子にはときめいて、年上で安定している男性にもいいよられるという状況。古川雄輝さん演じる年下の男の子と、成河さん演じる年上の男性も、どちらも魅力的でした。この映画にはピッタリでした。
いちこを演じる真木よう子さん、かわいらしかったし、ファッションやひとり暮らしの部屋が超おしゃれです。
「キサラギ」の佐藤祐市監督と知って、この面白さに納得です。

★★★★☆ 4

パラドックス132015/05/04

パラドックス13
「パラドックス13」 東野 圭吾・著 講談社文庫
P-13現象という宇宙からの影響で、街から人が消えてしまう。無人の東京に残された人々が、過酷な状況の中を生き抜こうとする。どうして人が消えたのか、残っている人間はどうしてなのか。
SF物と言っていいのでしょうか。生き残った人々が、大雨や地震の影響で、どんどん壊れていく街で、サバイバルしていくような話でした。面白くてどんどん読めましたけど、最後はわりとあっさりしていたような気がしました。

GWデーゲーム2015/05/04

5月3日東京ドーム。巨人VS阪神へ。



席からはこんな感じ。2階中央。試合がわかりやすい。



行く前に“成城石井”で買って行ったお弁当。同行者は牛肉のお弁当。持ってくる時に、ちょっと横になってしまった。私はキンパ(韓国のり巻)を食べました。


試合は巨人10-3阪神。あー、応援しているチームが負けると、なんでこんなに疲れるんだろう。能見選手先発の日で嬉しかったのに。

台湾風炸醤麺2015/05/04

台湾風炸醤麺
“春水堂”の台湾風炸醤麺。汁のないまぜ麺です。八角が効いていました。

ザ・トライブ2015/05/05

ザ・トライブ
「ザ・トライブ」 シネマカリテ
学校に入学した主人公の少年、勉強をしながらも、そこには犯罪や売春などを行う組織があり、入学早々に彼らの洗礼を受ける。実力で仲間となった主人公は、犯罪に関わりながら、徐々に頭角を現していく。リーダーの愛人で売春している少女のことが好きになり、彼女を自分のものにしようとするが、組織はそれを許さない。
ウクライナ映画で、全編が手話だけで語られます。字幕も吹き替えもありません。でもサイレントではなく、街の中の喧騒や、手話の激しい手振りなどの音は聞こえます。
手話は日本のものとも違うし、基本的には何を話してるのかはわからないですし、設定も名前もわかりません。でも、行動や激しい感情はありありと感じるのです。実験的な映画にも思えました。何を話しているのかを、想像しつつ注意して見続けるので、惹きつけられてしまいます。ウクライナは自分にとっては未知な国なので、理解しようと思うと驚く事が多かったです。もちろんフィクションなので、その国が映画の内容通りではありませんが、かなり衝撃的な内容でした。残酷でもありました。目をそらすことができず、深い印象を残します。人に薦めるのは難しいのですが、見た人は忘れられない映画になると思います。
演じている人は聾唖者だそうですが、その演技はすさまじいものがあります。とくに主人公の女の人(ヤナ・ノヴィコヴァ)は、そこまでやるかと思えるほどです。

★★★★☆ 4