Spice -映画・本・美術の日記-

「李小龍（ブルース・リー）マイブラザー」の試写会へ行ってきました。
1940年京劇俳優の両親のもとにブルース・リーは生まれた。生後まもない頃に映画に出演、その後も子役として多くの香港映画にも出演している。仲間と一緒にヤンチャして両親を困らせたりする日々。成長しても映画の撮影所にいつも通っていた。好きになった女性が親友の恋人だと知ったり、ブルース・リーに好意を持っている幼なじみもいて、ダンス・コンテストに誰と出場するか悩んだブルース・リーは弟とペアを組んで出場し、みごと優勝を果たす、その頃から格闘技にも興味を持ち、詠春拳を習い始める。ボクシングの大会にも出場、白人相手にみごとな戦いを見せる。
父親役はレオン・カーフェイ、久しぶりに見ました。ブルース・リーは5人兄弟なんですね。末の弟のロバート・リーがこの映画の製作総指揮をしています。家族だから知っている真実の姿が描かれていると思います。実際の写真も出てきます。映画はブルース・リーが生まれて、アメリカに渡るまでを描いていて、その時代の香港の青春をこころゆくまで、楽しめます。アクションも多くて、ブルース・リーファンはもちろんですが、女の人も楽しめる映画です。
大家族で愛情を受けて育った少年時代や、恋愛や友情、格闘技に目覚めていく様子など盛りだくさんでした。

★★★★☆　4