野球短歌2023/10/11



「野球短歌」 池松 舞・著 ナナロク社
阪神ファンの方が、2022年に詠んだ短歌集。今年こそ阪神は18年ぶりにリーグ優勝して、盛り上がっていますが、それまで長い間、不甲斐ない想いを募らせていたファンが多かったと思います。そんなファンの想いを短歌にこめた素晴らしい本でした。内容は矢野監督時代、開幕9連敗を喫し、セリーグのワースト記録を作っていた頃から始まります。推しのチームが、思うように勝てない切なさが、伝わってきます。勝って浮かれている時もあるし、ガッカリきている時も多くて、共感できました。阪神選手の名前もたくさん出てきます。かなり野球好きな方の短歌です。低迷するチームを応援している他のチームファンも、心に響くはずです。

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