その日まで 紅雲町珈琲屋こよみ2018/12/13


その日まで―紅雲町珈琲屋こよみ

「その日まで 紅雲町珈琲屋こよみ」 吉永 南央・著 文春文庫
シリーズ第2弾。コーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」の近くに、ライバル店が開店した。その店は元は和菓子屋だったが、近隣では経営難のオーナーから詐欺まがいの手口で土地家屋を買い叩く業者グループがいるという噂がある。小蔵屋を営む気丈なおばあちゃん・杉浦草は、背景を調べ始める……。
悪徳業者を成敗するのかと思えばそうでもないけど、持ち前の行動力で、良い方向へ持って行こうと努力します。困っている人に心を砕き、間違っていることを見過ごしたままではいられないのです。 ライバル店に対しては、あえて対抗するのではなく、自分のポリシーを貫いて、店のあり方を大切にしています。こんなお店が実際にあったら、のぞいてみたいと思います。