パッドマン 5億人の女性を救った男2018/12/14


パッドマン 5億人の女性を救った男

「パッドマン 5億人の女性を救った男」 TOHOシネマズシャンテ
インドの小さな村で最愛の妻ガヤトリ(ラーディカー・アープテー)と新婚生活を送るラクシュミ(アクシャイ・クマール)は、貧しくて生理用品が買えず不衛生な布を使用している妻のため、清潔で安価なナプキンを手作りすることに。生理用品の研究とリサーチに明け暮れるラクシュミは、村人たちから奇異な目を向けられ、数々の誤解や困難に直面する。恥ずかしいので、妻からは生理用品のことは誰にも話さないでと言われるのだが、妻のことを思って熱心になってしまう。ついには村から離れて、低コストで生産できる製造機が完成する。
そんな彼の熱意にに賛同した女性パリー(ソーナム・カプール)の協力もあり、多くの女性を救うことに……。
現代のインドで、安全で安価な生理用品の普及に奔走した男の人の実話を基に映画化しています。
とにかく主人公は純粋で、お金儲けにも興味はなく、妻や他の女性たちが困っているのをなんとかしようと思っているだけなのです。もともと、工夫して何かを作るのが得意だったようです。人との良いめぐりあわせがあって、彼の研究が日の目を見ることになるのだが、古い慣習にしばられている人もいて、生理のことについてはオープンじゃないし、インドでは特に閉鎖的で、恥かしいことのようです。日本だって昔はそうだったかもしれないけど、現代では少しはフランクになっていると思います。
インド映画の女優さんは、美しい人が多いですね。それほどたくさんではないけど、歌や踊りもあります。インド映画らしさは味わえます。実在の人物ものでありながら、ちょっとロマンスも加えてあります。人との出会いで、人生は変わっていくものだと思いました。

★★★★☆ 4-